69執事「終わりなき闇」13
『着替えの時間』
部屋に戻るなり、隼人は骸に着ていた服を剥ぎ取られていた。
下着だけにされたままソファーに投げ出されている。
「おいっ!お前の主人が風邪をひいたらお前の責任だからな」
隼人がムスッとしながらそう怒鳴る。
骸は隼人の着替えの服を腕に下げてソファーの横に立った。
「勉強の時間ではありませんが、一度あなたに言わなければいけないと思っておりました。」
「なんだ」
隼人はソファーで足を組む。
骸はその横にスッとひざまずいた。
「隼人様は気づいておられないようですが、あなたはとても男好きのするタイプです。例え男に興味のないというものでもあなたなら虐めてみたくなるような方です。だからどんな相手にでも安易に気を許してはいけません。おわかりでしょうかマイロード」
「・・・・」
骸の言葉に隼人は不機嫌な視線を送っただけだった。
その腕に持っている自分の服を取ろうと手を伸ばす。
「おっと、返事がまだのようです。いつも私はあなたに厳しく躾をさせていただいているはずですが、まだおわかりではないようですね」
骸の瞳が怪しく光った。
同時に隼人の両手首を掴んで頭の上でソファーに押さえつけた。
「やめろ!!何を考えている!来客中だぞ!」
強気で言い放つ隼人に骸は素早く隼人から脱がせたネクタイを隼人の口に咥えさせて縛り上げた。
「ぐっ・・・ん・んんん」
「こうすればあなたは声が出ませんね。クフフフフフ・・・ステキですよ坊ちゃま」
冷たい視線で見下ろされながら静かにその口が隼人首筋に下りてくる。
(こいつ!!)
隼人が思いきり足を蹴り上げたが、骸は素早くよけていた。
「坊ちゃんそんなに拘束されるのがお好きなんですか?」
骸は今度はは隼人の着替えの中からリボンを取りだして
隼人をベッドまで運んで両腕を頭の上でベッドの柱を挟んで縛り上げた。
そのまま一度立ち上がって見下ろした。
「さて、一度お客様の様子を見に行かなければなりませんね」
隼人に話しかけると隼人は
「ん・・・んん・・・」
と動いたがリボンもタイも全く動かない。
「だめですよ。ああ、退屈なんですね。それではいいものをあげますからおとなしくそこで待っていてください。くれぐれも私がいない間に粗相などしないでください。あなたはこの家の主なんですから」
と怪しげなものを服のポケットから取り出した。
「んんんんっ!!!」
それを見た隼人は目を見開いて悲鳴を上げていた。
web拍手をありがとうございました。
いつも読んでいただいて感謝しています。
ココログ障害でなかなかアップできませんでした。
今でもビルダーが使えないので文書がかなり不安です。
ここなんか不便です。。。
ブログ引っ越そうかと考えています。
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