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2009年7月 7日 (火)

69執事「終わりなき闇」17

「雲雀さんお願い・・・です。ここ僕たちの家じゃないし、やめてください」

「大丈夫だよ。どうせまだ2人とも戻ってこないから」

「でも・・・あの・・」

「ふぅん、嫌ならいいよ」

「あっ!・・・雲雀さん・・・」

いきなり側から離れた雲雀をツナは潤んだ大きな瞳で見つめた。

「君が言ったんじゃない。文句でもあるの?」

「文句なんてないけど、雲雀さんもう少しだけなら・・・大丈夫かもしれないと思って・・その」

「君は本当に面倒だね。」

雲雀がため息をつきながらツナの側に戻ってくる。

そのままソファーにうつぶせに横たわったツナの元に跪いた。

「この辺りですか?」

「あ、もう少し上・・かな・・」

「ここだね」

「ああ・・そこ・・・気持ちいい・・やっぱり雲雀さんは手放せないなぁ」

「いい加減にしてよ。僕はこんなことのために君と一緒にいる訳じゃないんだからね」

雲雀は不機嫌にツナの背中をマッサージする。

骸が部屋から出て行ってから雲雀はツナをソファーに押し倒した。

雲雀はマッサージがうまくて一族でも有名だった。

だがよほど機嫌が良くならないとその特技を披露してくれない。

しかしツナにはよくサービスをしていた。

それがこの男なりの優しさなのかもしれないとツナは苦笑いする。

「お前のせいで10代目をお待たせしたじゃないか・・あのお方は怒りはしないけどきっと困っていらっしゃるに違いない」

隼人の言葉に骸は口元を上げて笑う。

「そうですね。きっと今頃は困っていらっしゃる」

「何だその意味深な笑いは」

客間へ続く回廊を隼人の半歩後ろを歩く骸の顔を隼人は振り返る。

骸は口元に白い手袋の手をあてて目を伏せた。

「別に・・・ただ、今隼人様が客間に行くのが良いタイミングかどうかは僕にはわかりませんが」

「いちいちひっかかるものの言い方をする奴だな。それはどういう意味だ」

「いいえ、僕の推測に過ぎませんのであなたに言うまでのことではありませんよ」

「じゃあ、もう言うな」

「御意」

2人はまた長い回廊を歩き出した。



<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
自宅のPCが壊れ気味です。
拍手はかなり勇気づけられます。
原稿どうしよう(汗)

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