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隼人から仕掛けたはずの口づけはいつの間にか武が主導権を持っていた。
いつまでも続く口づけに隼人は苦しささえ感じて逃れようとすると
武は手でその顔を固定して逃げられない。
単なる口づけに過ぎないのに、体中を武が蹂躙しているような錯覚が押し寄せて
隼人はすごく恥ずかしく感じていた。
うっすらとピンク色に頬を染めて、薄く開いた目からは涙が流れ、唇の端からはよだれが流れている。
誰が見ても官能的なその顔を武は時折目を開けて堪能している。
(俺にだけ見せる獄寺のその顔・・・他の誰にも見せたくない)
いつの間にかそんな独占欲さえ起きていた。
しかし、ふと雲雀との約束が頭をよぎる。
(まぁ、何かした訳じゃねぇし、このくらい・・・獄寺から仕掛けられたんだし)
等と言い訳を考えていた。
ただ、あまりにも刺激が強すぎて
段々と我慢の限界を感じ始めた。
隼人から体を引き離すと、隼人は名残惜しそうに瞳を開いた。
「そんな目で見るな、我慢できなくなる」
「・・・・親父はどこだ」
その言葉に武は一瞬目を見張るがすぐにフッと笑った。
「まいったぜ、獄寺」
武は両手を上げた。
こんな風に聞き出そうとするなんて、お前はくのいちか?
と思うとなぜか少しおかしくなってきた。
「どこだ」
「道場」
「けっ、そんなところか・・・」
「ああ、わかりやすかっただろ」
「ばーか!!!」
「え?!」
いきなり窓の外から大声が聞こえた。
振り返る山本は
「スクアーロ」
と呟いた。
「全部聞かせてもらったぜ。やっぱり生きてやがったこのクソが」
「全部見ていたのか?」
隼人はそんなことよりも今の行為を見られたことに赤面した。
「ああ、まさか山本がそういう趣味だったとは知らなかったけどよ」
スクアーロも笑いながら獄寺の顎をくいと持ち上げると
「なるほど」
と納得していた。
「なるほどってどういう意味だ!」
隼人は怒鳴るとスクアーロは意味深に笑った。
「手間かけさせやがって、俺が片付け来るぜ。山本、お前の処分はその後だ
首を洗っておとなしくそこで待っていろ!」
スクアーロは入ってきた窓から銀の長い髪をキラキラと揺らして
出て行った。
「待て!!」
慌てて山本がそれを追うがスクアーロは軽い身のこなしで
行ってしまった。
「γさんが危ない!!俺はすぐに追っていく。お前は」
山本がそう言いかけると素早く隼人も
「俺も行く!」
と立ち上がる。
武もそれを無理矢理止めようとはせずに
一緒に裏庭を横切って外に出た。
<退屈な日常42へつづく>

読了、お疲れ様でした。
暑いですね~
毎日暑さを更新しているのはちっとも嬉しくないです(汗)
今日のアニリボはまだ録画していて見ていません。
瓜は出てきたのでしょうか?
やっぱり「にょおん」ってちゃんと鳴いたのかな?
見るのがすごく楽しみです。
本誌では雲雀さんが一層艶っぽく微笑んでいましたが
全く。。。どこまでも魅力的なキャラ達です・・・
冬のコミケの申込みどうしようか考えています。
誰か一緒にサークル参加しませんか?
できればヒバ獄で!!
というのも参加費が高いからひとりだともったいないし
といっても落ちる確率の方が高いので(苦笑)
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