吸血鬼に・・・10
数日が過ぎて武は隼人の側から離れようとしない。
夜寝るときも隼人の部屋のソファーに
寝ているくらいに
隼人から目を離さなくなった。
一方隼人は少し息苦しさを感じ始めた。
そして本来の旅の目的を考えると
今こんな風に武と生活していては
何も変わらないという思いが
ふくらみ始めた。
「なあ、頼みがある」
「うん?なんだ改まって」
「俺をあの城に行かせてくれないか?」
隼人の言葉に武は目を見開いた。
「俺がここに来たのは捜し物があったからだ」
「もういいじゃねぇかそんなもの」
「お前には言わないといけねぇみたいだから・・・」
隼人の本当の目的は武も持っている指輪を
集めて旅をしていること
その指輪がないと自分が勤める
ボンゴレ国というところの
10代目の王が命を狙われ続けること
そしてそのひとつがあの城に
あるらしいということを
武に話した。
「わかった。でも、俺も一緒に行く!」
「だめだ!!」
「なぜ?」
「お前には別に頼みたいことがあるからだ」
「何を頼むと言うのな」
「お前に俺のリングを預ける。
もしも俺が帰らなければ
お前がかわりにこのリングをボンゴレ10代目に届けて欲しい」
「誰だよそれ?」
「俺が忠誠を誓った国王だ」
「へぇ~羨ましい奴もいるんだな」
「茶化すな!」
「悪りぃ、でも2人で行った方が確実だろ」
「駄目だ。何となく俺ひとりで行かないと
駄目な気がする!」
「なんで?」
「なんとなく」
しばらく腕を組んでドアの横に無言でもたれかかっていた武だったが
やがて静かに微笑んだ。
「全く、お前の忠誠心にも困ったな」
「・・・」
「いいぜ、そのかわり戻ってこなかったら必ず迎えに行くからな」
「なっ!バカてめぇ」
良いながら隼人を抱き寄せる武に隼人は赤くなりながら抗議した。
「じゃあ、幸運を祈って」
「ああ、絶対に勝ってやる」
夕食の食卓でワイングラスで乾杯をしながら
2人は約束を交わした。
その夜も満月だった。
<吸血鬼に・・・終わり>
<吸血鬼が・・・1に続く>
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やっと山獄終わりました。
このお話はろくに面白い展開もない
エロ話だと今更気づきました(汗)
この先も書いたら全部18禁みたいなことになってしまって
これは流石にまずいだろ~と思いながら
今書き換えようか、それとも図々しくそのまま載せるか
迷っております。
そのままの場合は獄が金属の触手に・・・あわわ(笑)
やっぱり駄目かなぁ~
ではお楽しみに






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