「吸血鬼に・・・」(山獄)

2008年4月16日 (水)

吸血鬼に・・・10

数日が過ぎて武は隼人の側から離れようとしない。

夜寝るときも隼人の部屋のソファーに
寝ているくらいに

隼人から目を離さなくなった。

一方隼人は少し息苦しさを感じ始めた。

そして本来の旅の目的を考えると

今こんな風に武と生活していては
何も変わらないという思いが

ふくらみ始めた。

「なあ、頼みがある」

「うん?なんだ改まって」

「俺をあの城に行かせてくれないか?」

隼人の言葉に武は目を見開いた。

「俺がここに来たのは捜し物があったからだ」

「もういいじゃねぇかそんなもの」

「お前には言わないといけねぇみたいだから・・・」

隼人の本当の目的は武も持っている指輪を

集めて旅をしていること
その指輪がないと自分が勤める
ボンゴレ国というところの
10代目の王が命を狙われ続けること

そしてそのひとつがあの城に
あるらしいということを

武に話した。

「わかった。でも、俺も一緒に行く!」

「だめだ!!」

「なぜ?」

「お前には別に頼みたいことがあるからだ」

「何を頼むと言うのな」

「お前に俺のリングを預ける。
もしも俺が帰らなければ

お前がかわりにこのリングをボンゴレ10代目に届けて欲しい」

「誰だよそれ?」

「俺が忠誠を誓った国王だ」

「へぇ~羨ましい奴もいるんだな」

「茶化すな!」

「悪りぃ、でも2人で行った方が確実だろ」

「駄目だ。何となく俺ひとりで行かないと
駄目な気がする!」

「なんで?」

「なんとなく」

しばらく腕を組んでドアの横に無言でもたれかかっていた武だったが

やがて静かに微笑んだ。

「全く、お前の忠誠心にも困ったな」

「・・・」

「いいぜ、そのかわり戻ってこなかったら必ず迎えに行くからな」

「なっ!バカてめぇ」

良いながら隼人を抱き寄せる武に隼人は赤くなりながら抗議した。

「じゃあ、幸運を祈って」

「ああ、絶対に勝ってやる」

夕食の食卓でワイングラスで乾杯をしながら

2人は約束を交わした。

その夜も満月だった。

<吸血鬼に・・・終わり>
<吸血鬼が・・・1に続く>




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やっと山獄終わりました。
このお話はろくに面白い展開もない
エロ話だと今更気づきました(汗)
この先も書いたら全部18禁みたいなことになってしまって
これは流石にまずいだろ~と思いながら
今書き換えようか、それとも図々しくそのまま載せるか
迷っております。
そのままの場合は獄が金属の触手に・・・あわわ(笑)
やっぱり駄目かなぁ~

ではお楽しみに

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2008年4月15日 (火)

吸血鬼に・・・9

隼人は素早く振り向くとそこには

漆黒の髪と瞳の色の黒いスーツに身を包んだ
黒ずくめの男が立っていた。

まだ明るい時間だというのに

なぜか彼の周りだけは暗く感じた。

「お前はだれだ?!」

「僕は君の好きな血だよ」

「何だ?」

「誰でも良いじゃないそんなの。
それより早く立ちなよ」

「いきなり命令かよ」

「だって君はきっと僕には逆らえないバスだよ」

「うるせぇ!!」

「どうした隼人?!」

隼人のどなり声を聞きつけて武が駆け寄ってくる
気配がすると

「チッ!」

隼人の手を掴んでいた男は舌打ちして姿を
消していた。

程なくして現れた武は

「お前一体誰と話していたんだ?」

「誰でもねぇ」

「だって、今怒鳴って」

「木の上に鳥がうるさかっただけだ!」

「本当か?」

「ああ」

隼人は武から目を逸らしたまま答えたが
武は何か疑っていた。

(まさか、またあいつが隼人を連れ戻しに来たのか?)

「とりあえず、もうお前は部屋に入って
家から出るな」

「なっ!何でお前にそんな指図されるかわかんねぇ。いやだ、まだここにいる」

「だって・・・」

「だってもくそもない。やだ」

「しょうがないな」

武は隼人が横になっているとなりに座る。

「てめえ、うぜえ!!」

「ははっ、だってお前ってひとりにすると」

顔を寄せる武に隼人は起き上がる。

「帰る」

「・・・」

クスッと微笑む武に立ち上がった隼人は一瞬遠くに見える

城の方を見てから武の家の方向に向かって
歩き出すと

武も後を追った。


<吸血鬼に・・・10に続く>



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いよいよ次回はこの章の最終章です。
次の章で完結する予定ですのでお楽しみに!!

ところでスパコミが近づいております。
自分はマンガの方で出る予定なのですが
新刊は22日に印刷屋さんから届きます。
すごく楽しみです。

けど、一度こういう小説でも同人誌を作ってみたいです。
小説はオリジナルがいいなぁ~と考えていますが
そんなの買う人いるのでしょうか?
とか考えると二次創作に逃げ腰です(汗)
まあ、今はヒバ獄、山獄が大好きなので
それはそれでいいんですけど・・・(笑)

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2008年4月14日 (月)

吸血鬼に・・・8

「んだよ・・何ひとりでニヤけてやがる」

食事をしながら無言で隼人の顔を見ては
ニヤニヤする武

「別に。お前見てると食欲がいいんだ」

「なっ?!てめっふざけるな!」

「ふざけてなんかね~ぜ」

ちょっと不機嫌な隼人に対して優しく微笑む武

そんなやりとりも平和な証拠だと思えた武だった。

「いてっ」

「どうした?」

「別に、たいしたことねぇ」

「駄目だそういうのにバイ菌が入ると大変だぜ」

武は立ち上がって隼人の手を取ると少しだけ

指先に魚の骨が刺さって血が出ていた。

その指を口に付けてその血を吸う。

(甘い・・・)

やはり隼人の血は甘い

まるで熟れたジュースのように魅力的な味がする。

その味にちゅうちゅうと音をたてて吸っていると

「やめろ!!バカ!」

と武の頭を思いきり叩いていた。

「いてぇ~」

頭を叩かれた武はつい自分が夢中になって隼人の血を吸っていたことに

はっとした。

「お前の血ってなんか果実みたいで甘いのな」

「知らねぇ。今後俺に触れるなって
言っただろ!!」

照れて真っ赤になった隼人は自分の指先を見つめた

それでも武はうれしそうに微笑んでいた。

隼人の血の味がくせになりそうだと
思いながら・・・

いつものように武のキャッチボールの
相手をさぼって

大きな木の根元に横になった隼人は

自分の指先の小さな傷に目をとめた。

そのまま自分でその傷口に唇をあてると自分でもその傷口から血を吸い取ってみた。

「ん?!」

確かに自分の血が甘い。

しかもおいしい・・・

眉をひそめて傷口を見ていると

その手を掴む者がいた。

「っ?!」

武だと思いこんでまた怒鳴ろうとした隼人は
それが武では
なかったことに気づいて
言葉を飲み込んだ。

「帰ろうよ隼人」

離れているのに耳元で囁かれる声には聞き覚えがあった。

<吸血鬼に・・・9に続く>

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今日のジャンプはどうやら山獄で萌えられるらしい・・・
実はまだ読んでいないのですが
ラストがγと獄が向かい合っているとか・・・・
わぁ~!!!!!すごく見たいんですけど
雑誌読んじゃうと~~~!!!!!!!!!
自分と葛藤中です。

ま、雲雀さんはまだ出てこないらしいので
これが雲雀さんと獄2人が出てきたら買いということで
我慢することにします・・・

ストーリーは「吸血鬼に・・・」(山獄)
はもうすぐ終わります。
今度はまたヒバ獄行きます!!
お楽しみに!!!
!

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2008年4月11日 (金)

吸血鬼に・・・7

夜が明けて

朝日を感じた隼人は横で眠っている武を見てギョッとして

そっとベッドを抜け出した。

「何であいつがいるんだよ」

隼人はまたしても昨日の晩の記憶がなかった。

自分が何をしたのか、どうしてまたしても武と一緒にベッドにいたのかと

考えてシャワーを浴びた。

着替えて部屋に戻ると武は起き上がっていた。

「おう、隼人おはよう」

「おう・・・」

隼人はなんとなく上半身裸の武を見るのが恥ずかしくなり

赤くなって目をそらした。

「はは、お前って可愛いのな」

「だから、可愛いとか言うな!!」

照れながら怒鳴った隼人に武は両手を伸ばしてきた。

そのまま隼人を裸の胸に抱き寄せるとその頬に口づける

「昨日は積極的だったのにな」

「て、てめっ昨日はって・・」

隼人はそこまで言うと言葉を飲む

あまり記憶がないと武に言わない方が良いような気がしたからだ。

「とにかくこんなことはよせ」

両手で武の体を押しながら体を離すと隼人はドアのところまで素早く逃げた。

「・・・」

「今度何かしたら出て行ってやるからな」

そう言って部屋を出て行った。

「何かしたらって、お前が誘ったくせに・・・」

クスッと笑った武はそのまま脱ぎ捨てられたシャツを着て

部屋を後にした。

「だめだよ隼人・・・君は僕が必ず向に来るからね」

誰もいないはずの部屋には一人呟く黒いマントの男が立っていた。

<吸血鬼に・・・8に続く>

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お疲れ様です。
今日はちょっと短かったです。
日々長さが違っているのは、日々のノリが違うわけです。
この2人だとなぜかエッチ場面しか思いつきません(汗)
やっぱヒバ獄だともっと色々バイオレンス含めて思いつくなぁ~

おお、明日はアニリボですねvv

いよいよ雲雀さん登場でしょうか?
その次くらいかな~早く2人の絡みが見たいです。
最近山獄ばかりで、それはそれで良いんですけどね~!!!!

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2008年4月10日 (木)

吸血鬼に・・・6

武はあれから無理に隼人に酷いことはしなかった。

変わったことは武がたまに隼人に、
熱い視線を向けることがあるくらいで

普段は何もなかったかのようにキャッチボールをしたり、魚を釣りに行ったり

何気ない日常が過ぎた。

隼人も城で起きたことを
それ以上深く追求することはなく

何となく何があったかは感じ取った様子だった。


そして今夜はまた満月

なんとなく窓から月を見上げた隼人は
暗闇に人影を探している。

そこに突然隼人の部屋のドアが開けられる。

「なぁ、ちょっといいか」

そこには武が立っていた。

「何だ?」

「ああ、悪い。今日は満月だから、
心配になっちまってな」

山本は隼人が座っているベッドに近づいて

そのまま隼人に手を伸ばす。

ふと、その手を隼人は握って引き寄せた。

「おい、積極的だな・・・いつっ!」

武は引き寄せられてそのまま隼人に抱きついて囁く

その瞬間首筋にチクリという痛みを感じで

隼人から体を離した。

隼人の瞳が赤く光ったのは気のせいだろうか・・・

「はやと?」

「どうした?今日はもっと可愛がってくれないのか?」

「え?!」

「じゃあ俺からいくぜ」

隼人はシャツのボタンを全て外すと
スルリとシャツをベッドに落として
両手を
武にさしのべる。

月明かりの青白い光の中に浮かび上がるような

白い体をさらした隼人に

誘われるまま武は隼人を抱きしめていた。

次の首筋の痛みのことなど気にならないまでに

隼人に溺れていくのだった。

「なぁ、ここも・・・」

隼人は胸の小さな尖りに武の頭を引き寄せる。

「噛んでくれ」

「ああ、こうか」

「ふぁ・・もっと強く」

武が甘く噛むと隼人は自分の人差し指を咥えながら

「もっとだ!」

「でも、これ以上噛んだら、切れるぞ」

「良いから噛め!」

「・・つっ・・あぁぁぁぁ」

思いっきり乳首にかみついた武に隼人は
艶のある喜びの声をあげる

「あっ!」

口の中に甘い液体を感じてそれが隼人の血であると知り、武は小さく声を上げたが

その蜜のように甘美な味に、
気づけば武は隼人の乳首に夢中で吸いついていた。

「あぁぁぁ・・・ん・・・う・・」

2人は狂ったようにお互いの血を
求め合っているのだった。


<吸血鬼に・・・7へ続く>


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いやぁ~エロ展開から抜けられなくなってきました。
どうしよう?まぁいいですよね。

あ、お子様は読まないでくださいね。

パラレルなのにかなりエロ話になってきました。
ヒバ獄が山獄になっているし、
山獄エロいし・・・なんでかなぁ~?


獄がわるいんだ!!!
お前がエロ過ぎなんだよ!!


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2008年4月 9日 (水)

吸血鬼に・・・5

※今回も前回に続き18禁とさせていただきます。
 BLをご理解いただける方で責任が持てる方のみ
 下に進んでください。





「おいっ、あの・・・城で・・こんな・・うっ、・・ことまで?」

「ああ、そこまではどうかな・・・
もっとここを上げて」

やっと言葉をはき出した隼人に対して武は隼人の膝を立てさせながら軽く答えた。

いきなのすうっと下肢が空気に
さらされる気がした。

「あっ・・んぅ・・・・」

すると武はその下に腕を入れて隼人の蕾に
指を差し込んだ。

「まだ、きついなぁ、もっと力を抜いて」

「ん・・なぁ・・はぁ・・」

「しょうがないなぁ」

武は一度達してまた堅くなりだした隼人自身にもう一度舌を絡めると

蕾はプスリと指を飲み込んだ。

「あぁぁ・・・はぁ・・」

「隼人エロいよ・・俺段々我慢できなく
なってきてた」

「ん・・・な・・ぁぁぁ」

蕾の中の指は器用にくるくると回されると

隼人は体をよじってもだえ始めた。

体の中を異物が動き回る。その異物は隼人が感じる部分を探り当てると

わざとらしくそこばかりに触れてきた。

いつの間にかその指は増やされてくちゅくちゅという音だけが

聞こえてくると隼人はたまらない気分になった。

「もう・・・やだ・・・ああ・はや・・く」

「へぇ、早くどうして欲しいの?」

余裕がないと言っておきながら平然と言葉を囁く武が憎らしい。

隼人は武の目をにらみつけた・・・つもりが

その瞳は潤んで艶めかしいだけだった。

「早く言わないとずっとこうしているから」

耳朶を軽く噛みながら囁く武に隼人はあえぎながら

「はぁ・・・ああ・・早く・・・入れろ!」

「おお、命令。わかりましたよ姫様」

(誰が姫だよ!!)と突っ込みたいがそれどころでない状況がくやしい隼人は

猛って熱くなった武のものを見て一瞬後悔した。

「怖いか?」

わざとらしく口元だけを上げて笑う武にムカついて

すごく怖いくせに隼人は無理に

「こわ・・く・ねぇ・・はや・・く・・しろ・・」

と武に触れる

武は少し驚くように目を見開いてから

フッと笑った。

「じゃあ、いくぜ」

その瞬間隼人の頭の先からつま先まで体を引き裂かれるような痛みが走った。

「あぁぁぁぁぁ・・」

悲鳴のような声をあげると武はその唇を塞いできて

その口づけは子供をあやすような優しさで隼人の口腔内を侵し始めた。

隼人の目は半分閉じられ、口元は溢れる唾液で

顔がエロティックにみえるのか

武はその顔中にキスをする。

同時に下の律動も激しくなり始めると

やがて武の腕に力がこもった。

「いくぜ隼人」

そう囁いて彼は弾けたのだった。


<吸血鬼に・・・6へ続く>



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ちょっと山本淡泊過ぎたかも(汗)
いえ、エロシーン書くと自分の人格が疑われそうで(今更なにを・・・)早々に切り上げてしまいました。

よく考えるとどこが「吸血鬼」なの?と突っ込みたいお気持ちはわかりまずが、もう少しご辛抱くださいませ。

それにしてもこの話ちょっと長いなぁ~
一応山獄の「吸血鬼に・・・」も10話完結目指していて
次回の章10話でこのストーリー完結の予定です。

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2008年4月 8日 (火)

吸血鬼に・・・4

※今回のお話は18禁とさせていただきます。
 予めご了承いただける方のみお進みください。



「あんなことって?・・・」

「本当に覚えてねぇのか?」

真剣な顔で見つめられて隼人は少しうつむいた。

「あいつのことは覚えているのか?」

「あいつって黒づくめの男のことか?」

「ああ、知っているのか?」

「知らねぇ、昨日初めて会ったんだ。ただ・・」

隼人が一度言葉を切ると武が目を逸らそうとする
隼人の顔を両手で支えて
顔を近づける

「ただ?」

「前にこの部屋とかで姿を見た」

「えっ?何でその時にオレに
話してくれなかったの?」

「別にお前には関係ねぇし・・」

「関係ないか、隼人って冷てえのな。
俺がどれだけお前のこと心配したと

思ってるか今からしっかり教えてやる」

「なっ!なにを・・・おい、やめろ!」

武が隼人の服のボタンを外していき

ズボンのファスナーを下ろした。

そのまま片手で隼人の下肢に触れる。

隼人の両手は頭の上でひとまとめに
縛られたままなので

シャツはボタンが外されたまま
白い胸が風にさらされる。

「あ・・・んん・・・」

武は胸の飾りに唇を寄せて優しく咥えると

隼人は甘い声を漏らした。

続けて武はじれったいほど優しくそこを舐める。

ぬめりとした感触が胸に触れ隼人の
そこは尖り始めると

武はそこを軽く噛んだ。

「う、ふっ・・」

「ここ、色づいてきたぜ。昨日あいつの時も思ったんだけどお前ってやらしいな」

耳元で囁くように呟く武の声に
目を開けて顔を見ると

もう一度口づけで口を塞がれる。

甘く溶けるようなキスと同時に
下肢に伸びていた武の手が

下着の中に入り込んできた。

「・・んっ・・やぁ・・」

隼人は容赦なく下着毎下肢を露出され

シャツ一枚を羽織っただけの姿にされてしまった。

武の唇は隼人の唇から耳へと移動して

耳の中を舐められると背筋からぞわりとした感じがくすぐったく

隼人は身をよじり続けた。

「なんだ、もう感じたのか?」

「くっ・・・くそっ!」

武の人差し指が隼人自身の先走りでぬるぬるになった部分に触れる。

隼人は恥ずかしくてぎゅっと目を閉じた。

するといきなりその部分に
ぬめりとした感触があった。

まさかと思いおそるおそる
目を開けた隼人の瞳には

そこを舐めている武の顔があった。

「な・・・うっ・・んふっ・・やぁ・・」

縛られて武に攻められている隼人の姿を武は満足げに眺めながら

「いいぜ」

とだけ呟くと隼人のそこを咥えた口を
激しく動かす。

「やっ、は・・・・なせ・・んっ・・あっ」

いきなり強い刺激で上り詰めた隼人は
体を反られるが
もう限界が近い。

「やだっ・・・くっ・・う・・あぁぁぁ」

拒絶する言葉の中に色気を含んだ声で

隼人が達すると、
武はそのまま後ろの部分を舐め始めた。

「よ・・せ・・・」

脱力した隼人はいきなり迫る次の危機に

抵抗する力が残っていない。

弱々しく声を発するものの逆に誘っているようであった。

「お前ってこんなとこもきれいなのな」

隼人の秘部を暴いた武の真剣な声に

隼人はもう諦めるしかないと急におとなしくなった。


<吸血鬼に・・・5へ続く>

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お疲れ様でした。
そしてお粗末様でした。
本当はもっと鬼畜武全開にしたかったんですが
ちょっとセーブしてしまいました(笑)
エロは次回も続きます。
獄はエロいからもっともっといろんな人に
弄られるといいです(笑)

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2008年4月 7日 (月)

吸血鬼に・・・3

本当に夕食にうなぎを食べて

隼人は風呂に入って出てくると

武はめずらしく何かの本を読んでいた。

野球とか剣術とか体を動かすイメージが強くて

おとなしくソファーに座って本を読む
武の姿が新鮮で

隼人はしばらく見つめていた。

「おお、隼人。出たならそう言えば良かったのに」

人の気配を感じたのか武は本を閉じるとソファーを立ち上がって

「オレも浴びてくる」と風呂に行った。

「あいつ何を真剣に読んでやがったんだ?」

隼人はソファーの横に置かれた本を手に取った。

「えっ?なんだこれは・・・」

いきなり本を元に戻して顔を赤らめた隼人は

ちょっと頭を冷やそうと部屋に戻って窓を開けた。

「ふ~、びっくりしたぜ。何ていう本を読んでやがるんだあいつ・・・」

今日は満月ではなかった。

夜風が丁度気持ちよくて

隼人はベッドに横になってうとうとと
眠ってしまった。

隼人が目覚めたのは

首の辺りに違和感を感じた時だった。

「んっ?!誰だ!」

「誰って、教えなくてもいいのか?」

目を開けた隼人の目の前には武の顔があった。

何だって覆いかぶさるように隼人の上にいるんだと

思いながら体をよじろうとしたら

体の自由がきかない。

「何をしやがった?!」

「ちょっと縛ってみた」

悪びれない武はそう微笑んだ

「ほどけ!」

「やだ」

「いいから、ほどけって」

「だめだって」

ムキになる隼人に対して

武の声は段々と真剣みを帯びていくのが少し怖い。

よく考えたら隼人は武のことをよく知らないまま

この家に何日も居候をしている。

いつもなら大体敵と見なして、
まず警戒をするところなのに

武のリングを見ただけで味方だと思いこんできた。

こいつは敵か味方かも確認しないなんて

一体自分は何をしていたんだと今更後悔した。

「ん?」

しかし次に武が取った行動にはもっと驚いた。

いきなり唇を塞がれている。

そのまま無理矢理唇と歯の間を割って
武の舌が隼人の
口腔内に進入してきた。

口の中を動き回りながら上顎の辺りを舌で
なぞられると
体中ががゾワッとして
力が抜けていくのがわかった。

武はさんざん隼人の口腔内を犯してから

唇を丁寧に舌でなぞって離れた。

そのまま隼人の顔を覗き込んで

「お前可愛いのな」

と今度は目の辺りにキスを落とした。

隼人はあまりのことに驚きで声さえ出せないまま

固まっていると武はつぶやいた。

「お前があいつにこんなことさせるなんて許せなかった」


<吸血鬼に・・・4に続く>


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お疲れ様です。
とぎれとぎれのこんな作品を読んでくださって
ありがとうございます。

しかも今回は寸止め(笑)
失礼しました。
いや、書きながらヒバ獄好きの自分が山獄に落ちても
いいのだろうか?
しいう葛藤など微塵もなく(笑)
獄受けALLでいきたいと考えながら
獄をいじめて楽しんでいるわけです←腐でスミマセン(汗)

ちょっと原稿が思ったよりも遅れていて
まだとぎれとぎれになるかもしれませんが
頑張りますので宜しくお願いします。

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2008年4月 4日 (金)

吸血鬼に・・・2

「たった今変なことしようと考えていただろ?!」

隼人は体を起こした。

「いや、だってお前さっきまで・・・」

「俺がどうしたって言うんだ」

「あの男と、その・・・」

武はまた顔が赤くなる

「誰だ?あの男って・・ん?そういえば誰かと会っていたような気はするが・・・」

隼人は少し考えていたが

「覚えてねぇ、お前何を見た?俺に教えろ!!」

「えっ?!それは勘弁してほしいのな」

武は隼人から目をそらした。

隼人は武の行動が余計に気になって

武の襟元を掴んだ。

「気になるから、教えろ!
教えねぇと帰らねぇからな」

「そう言われても、お前が知らない方が良いんじゃねぇかと思うんだが・・・」

「ああ、もうわかった。じゃあもう一回あの城に行ってくる!!」

そう言って立ち上がった隼人の腕を武は掴んだ。

「わかった。じゃあこうしよう。口では言いにくいから同じ事を俺がしても良いなら

教えてやる」

「なんでもしろ!いいから教えろ!」

「本当に良いんだな」

「ああ、もちろんだ」

隼人が頷くと武は思いっきり隼人の腕を引っ張り

自分の腕の中に納めた。

「てめっ、何を?!」

「いいっつったろ」

隼人の耳元で囁かれる武の声は
既に甘みを帯びていた。

「えっ?」

隼人は少しだけ不安になってきた。

口で言えないようなことって一体・・・

考えを巡らせていると武は立ち上がった。

「とりあえず家まで帰ろうぜ。飯食ってからゆっくり教えてやるから」

「ああ」

隼人も立ち上がり

武の家まで歩き出した。

「今日の飯は精力がつくようにうなぎにしような」

「なんで精力付けるんだよ?」

「まぁ、お前はあんまり気にしなくてもいいぜ」

「滅茶苦茶気になるぞ!!」

「はははっ」

「バーカ」

「あはは」

なぜかすごくうれしそうな山本武だった。

<吸血鬼に・・・3へ続く>

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武は単純なので書いていても楽しいです。
獄は雲雀の時とは違って武の時には
しっかり拒絶します。
でもきっと武はそんないやがる獄を無理矢理・・・・orz

そういうのにすごく萌えます

ということで
次回かその次はしっかり18禁の予定です。
だめですよ~
前回はちょっとソフトすぎたので
今度はねっとりと濃いヤツ書く予定です。
もしかしたら2~3回つづくかもしれません。

ご注意ください

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2008年4月 2日 (水)

吸血鬼に・・・1

武は隼人を背負って

城の扉に手をかけようとすると

不思議と扉は勝手に開いた。

まるでどこからか武の様子を見られている様で

武は辺りを見回したが

特に誰かがいる気配もなかった。

城から出て自宅までの道のりを歩き始めると

先程爆破した草の道を過ぎた辺りで

隼人が動く気配がした。

少し休憩でもしようかと

小川が流れている

大きな木の根元に隼人を降ろして横に寝かせる。

満月のおかげで夜中だというのに明るく感じられた。

「や・・だ・・」

隼人は少しうなされ手いる様子だったので

武は小川で自分が首に巻いていたマフラーを
濡らして
隼人の顔を拭ってやった。

隼人はそのひんやりとした感じが
気持ちよかったのか

少しホッとしたように表情が軟らかくなった。

「か、可愛い・・・」

武はもう一度隼人の顔にそれを寄せて

今度はなぜか唇の辺りを集中して濡らした。

すると隼人は無意識に舌で唇を舐めた。

それを観察するように見ていた武は

さっき城で見た光景を思い出して

頬を染める。

「少しくらいならいいか・・・」

ひとり呟くと

唇を寄せた。

パチリ

いきなり隼人が目を開けた。

「てめっ!何しようとしやがった?!」

いきなりハイテンションで怒鳴られて

武はすぐに顔を引くと、頬を染めたまま

「べ、べ、べつに・・・アハハハハ」

と笑ってごまかした。

<吸血鬼に・・・2に続く>


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第2章の「吸血鬼に・・・」が始まりました。

この章は先日も申しましたとおり

山獄です。←ある意味王道?!

好きなんですけど、横道すぎて話が溢れていますね~
でも、これはパラレルと言うことで
何でもありありなのでいろんなことを獄にして
虐めて、虐めて、虐めぬいてみたいです。

ただ、
同人原稿の締め切りの関係で毎日更新は
厳しいかもしれませんが、温かく見守っていただけるとうれしいです。

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