吸血鬼が・・・10(最終章)
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武と隼人は手をつないで城を飛び出した。
城を出てしばらくすると来た道が霧に包まれて見えなくなっている。
「あれ?城が見えないのな」
隼人が振り返ると今通ってきた道さえもわかならくなっている。
「あっ・・・」
まるでこれまでのことがなかったことのように
深い霧に包まれていく。
「良かったな。俺は隼人まで失うかと思ったんだぜ。」
隼人はまだ深い霧の向こうを見つめたまま無言だった。
「でも、俺命にかえても、お前は絶対に取り戻すつもりだった」
いきなり武の声のトーンが変わった。
隼人は武の顔を見つめると武は隼人の頬に手を添える
「吸血鬼は許せない。お前は吸血鬼になんかさせない、吸血鬼がお前を欲しがったら絶対に取り返す。そう決めていた」
しかし、隼人はその手を払った。
「俺の使命は・・・国を救うこと・・だ」
武は驚いて隼人を見つめた。
隼人はもう振り向かないで歩き出す。
「10代目国王のツナを助けるためにこの指輪を持ち帰らないとなんねぇんだ」
「これも持っていくのか?」
武は首から下げているリングを取り出すと隼人は頷いた。
「じゃあ決めた。俺も行く」
「なっ!よせ!お前となんか一緒に旅しねぇぞ」
「まあ、そう堅いこと言うなって」
結局2人はボンゴレ国に2人で戻っていた。
指輪を国王のツナの元に献上すると、それはまた2人に戻された。
そして、この国の騎士になった。
隼人と武が騎士になって数日が過ぎていった。
「隼人・・・」
馬に乗って走っていると風に乗って声が聞こえてきた。
フッと隼人は微笑むといつの間にか
隼人の後ろに恭弥の姿が現れた。
「振り落とされるなよ」
隼人がそう言うと恭弥は隼人の顎を掴んだ
「退屈だったよ」
それだけ言うと隼人の唇を塞いだ。
吸血鬼の恭弥にはリングがあろうがなかろうが
関係なく、
自分が隼人に会いたければいつでも逢える。
城でひとり過ごしてもつまらなく、
結局隼人を連れ戻しにやってきたのだった。
多分また武が怒鳴り込むことを知った上で・・・・
<おわり>
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読了、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
ひゃぁ~こんな終わり方ってどうなんでしょう?!
感想などありましたらぜひお聞かせください。
次回からはしばらく短編にしたいかなぁ~
と思っていますが今のところ未定です。






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