シャマ獄小説

2009年3月19日 (木)

虹色の雪 50

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

光がカーテンの間だから差し込んで

隼人は眩しさで目が覚めた。

躰を少し動かすと信じられない程腰が重い。

「くそっ・・・覚えてろ」

ぼそりと呟いてベッドサイドの水のピッチャーからグラスに水を注いで

それで喉を潤した。

空腹だったのかその水が体の中を気持ちよく喉から流れていくのがわかる。

ふと横を見るとシャマルが寝息をたてていた。

「年寄りのくせに無理しやがって」

その白いものが混じった髪に手を伸ばす。

少しごわつく髪に触れると、子供の頃に肩車をしてもらって落ちそうになると掴んだシャマルの髪のことを思い出してフッと口元を緩めた。

シャマルが憧れで髪型まで真似をしたのだがあまりに髪質が違った。

隼人はもともと猫っ毛で柔らかい髪質だった。

そのためになかなかシャマルのように髪型にはならないで苦労した。

キッチンから良い匂いが漂ってくる。

山本が一足先に朝食の準備をしてくれているのだろう。

隼人はベッドから出ると、自分が何も身につけていないことに気づいた。

鏡の前に立ちあちこちにつけられた昨夜の痕跡を指先でたどる。

それだけで躰が熱を帯びて僅かに雄が反応を示した。

自分で雄に指を絡めるとすぐにそれは勢いを増していた。

「あっ」

短く声を発して一気に自慰を済ませるとティッシュでその欲望を拭き取った。

ふと視線を感じて振り向くとベッドに横になったままのシャマルと目があった。

「てっめぇ・・・起きてるならそう言え!!」

隼人は真っ赤になった。

「今更、けど朝からいいもの見せてもらった。お前あれでも足りねぇって、こっちがお手上げだぜ」

シャマルが両手を挙げる。

隼人はぶすっとしたままシャワー室にズカズカと歩いていった。

シャワーを浴びてさっぱりすると空腹に耐えられずにキッチンへ移動する。

キッチンに行くと山本が朝食を並べ終わっていた。

シャマルは一足先にコーヒーを飲んでいる。

「おはよう、獄寺元気だなぁ」

「てめっ、余計なこと言うんじゃねぇ」

「はは、別にいいじゃねぇか」

「よくねぇ!!」

シャマルはどうやら隼人のことを話していたらしい。

ここでも隼人はまた赤面していた。

「なあ、いつアジトに戻る?」

隼人が尋ねるとシャマルと山本は顔を見合わせる。

「ん?何だよ。てめぇら何か企んでやがるのか?」

隼人は焼きたてのパンにマーガリンを塗りながら

おいしそうにそれを口に運ぶ。

「なあ隼人、ここで暮らしてみねぇか?アジトまではへりを飛ばせばすぐに着くから不便にはならねぇし」

「俺はアジトに戻るけど、ちょこちょこ遊びに来るしツナも一緒にそうすると思うぜ」

「でも10代目の右腕の俺が離れるなんて考えられねぇ」

隼人の言葉に2人が笑う。

「山本が言うとおりあいつはここに入り浸るだろうよ」

「何でここなんだ?」

隼人は不思議そうに首を捻る。

「静かだからさ」

シャマルが窓の外を眺めながらそう言うと山本も頷いた。

「ああ、いいところだよな」

隼人もつられるように窓の外に目を向けた。

積もった雪は朝日を浴びて虹色に輝いている。

吹雪いていると輝くこともない白い雪はこの季節だから見られる

雪解け間近で色とりどりの光を纏う。

キラキラと虹色に輝く雪と僅かに除いた緑色の木の芽が眩しくて

隼人は目を細めた。

「それも悪くねぇな」

<おわり>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手もあれりがとうございます。
すごく嬉しいです。
そしてこのお話をずっと読んでくださった方
本当に感謝ですvv
嬉しすぎです。

さて、次回のお話はホストパラレルです。
店長にシャマル
ベテラン№1にディーノ
中堅№2が獄寺
ライバル店№1が雲雀
ライバル店店長がツナ
みたいな設定にしたいと考え中です。
お楽しみに!!

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2009年3月18日 (水)

虹色の雪 49

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「たった今まで山本に気持ちよくしてもらっていたくせに、また泣くほど気持ちいいとはな」

シャマルは隼人の両足を抱え込んだまま躰を屈めている。

熱く堅い楔は隼人の中に埋め込まれたまま腰を揺らしている。

「あっ、はっ、うく・・ううん・・・はっ・・・」

隼人は瞳を半分に開いたまま涙を流している。

もう体の中がおかしくなりそうなほど熱くなり、ただとても怠い。

頭の上で縛られていた手首もとうに解かれていて

その腕はシャマルの背中に回っている。

シャマルが動く度にその腕に力がこもるとシャマルは隼人の中で一回り大きくなった。

「ああん・・・くはぁぁ・・・んんん」

隼人はずっと声をもらしているせいか喉の奥がひり付いている。

そこに山本が唇を合わせてきた。

またしてもシャマルと同じように冷たい水が口移しで流し込まれて

今度は隼人が夢中で山本に舌を絡めている。

「すげぇ、おっさん、獄寺がこんなに感じてるぜ」

山本は目を細めながら隼人の口づけに酔っている。

「お前、終わったくせに行儀が悪いぞ」

シャマルは隼人の雄を強く握った。

「んんん・・あああ・・」

隼人の背中が弓なりにしなる。

シャマルはその背中を抱きしめた。

山本は離れている。

「さぁて、そろそろいくぜ」

シャマルがベッドにあぐらをかいて座りその上から隼人を抱え込んだ。

「ああ・・・ううう・・・」

シャマルが隼人を落とすようにして隼人の蕾に一気にシャマルの楔が一番奥まで埋め込まれる。

隼人の両腕でシャマルの首にしがみついた。

シャマルはそんな隼人の腰を掴んで何回かそれを繰り返す。

「も・・・やぁ・・ゆる・・し・てぇ・・あああ」

シャマルの耳元ですすり泣く。

シャマルは隼人の唇を吸うとやっとおとなしくなっていく。

同時に隼人の中のシャマルが弾けた。

「あああ・・・うう」

隼人も同時にシャマルの腹の上に何度目かの欲望をはき出した。

しばらく抱き合ってからズルリとシャマルが雄を抜き出すと

生暖かいものが流れ出た。

それでも隼人はそのままベッドに倒れ込んで気を失うように眠ってしまった。

山本とシャマルはそんな隼人の髪をかき分けながら愛しそうに見つめていた。

「おっさん、こいつのこと頼むな」

「ばーか、今更じゃねぇか」

山本が真剣にそう言うとシャマルは煙草に火を点けながら微笑んだ。

「でもいずれこいつより先に俺がくたばる日が来れば、お前が面倒を見ることになるだろう。

お前は誰かと結婚しているかもしれねぇが、それでも大丈夫か?」

「あはは、結婚か、そうだな子供は好きだしな。けどこいつはそれとは別だから一生俺の宝なのな」

「相変わらず浮気者だな」

「お互い様なのな」

2人のそんな会話を隼人は知らなかった。

間もなく夜が明けようとしている。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を押してくださった方、ありがとうございます。
すごく嬉しいです。

さて、いよいよこのお話もあと1話で終了になります。
シャマ獄は自分でも書いていて楽しいので
またぜひ書きたいと思います。
リクエストしてくださいね。
次回はヒバ獄ですがいずれディノ獄も書きたいと思っています。
ディノ獄は初めてだからどんなのかなぁ~
以前同人マンガ読んだときはかなりエロかった(笑)
それはそれで大好きなのでそう言うのになるかと思います。

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2009年3月17日 (火)

虹色の雪 48

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

隼人の唇にシャマルが唇を重ねる。

山本は隼人の足を広げて蕾に自分の欲望を押しあててゆっくりと体を進めていく。

隼人の背中がしなり瞳から涙がこぼれ落ちた。

シャマルがあやすようにその頬を伝う涙を親指で拭う。

山本は更に奥へと入り込み、やんわりと隼人の袋を揉みながら隼人の雄を扱いている。

「んんん・・・あ・・・」

シャマルに口を塞がれながらも苦しげに声を漏らすと

シャマルの唇が離れていく。

口の中が乾いていて喉がひりつくと思っているとシャマルの唇が戻ってきた。

シャマルは口に含んだ水を隼人の口の中に流し込む。

ひんやりとした水が喉を潤して隼人は瞳を閉じた。

さんざん口の中をシャマルの舌が蹂躙して舌を絡めてからまた離れていく。

山本がゆっくりと動き始めると蕾から体中に甘いしびれが広がっていった。

「ああ・・・やぁぁ・・・くぅ・・・んんん・・ああ」

信じられないほど大きな声を漏らしていると

その口にシャマルの熱い楔がねじ込まれる。

大きくて口からあまるそれを無意識にしゃぶりはじめると

いつの間にかその行為に夢中になる。

ビクンと山本が隼人の中で大きくなるのがわかった。

隼人は山本の強い視線を感じている。

「ああ・・んんんんん」

シャマルが隼人の雄を口に含んで先端の割れ目からゆっくりと舌を滑らせて裏側を入念に舐めていく。

山本は指先を赤くぷっくりと腫れたような胸の突起に伸ばしてきて

つまみ上げる。

隼人は体中に電流でも流されたようにビクビクと躰をふるわせると

山本もシャマルもそんな隼人を強く抱いた。

やがてその痙攣が納まり荒い息をしていると

シャマルが自らの楔を口から離した。

シャマルは隼人の目の前でゴクンと隼人の欲望を飲んでから口元を拭った。

「じゃ、俺からいくぜ」

山本が隼人の中にあった雄を一度ギリギリまで引き抜くと一気に奥へと進めてくる。

「ああ・・・ううくふうん」

片足を肩に担ぐようにして何度も注挿を繰り返す。

その動きが早まると山本は

「うっ」

と声を詰まらせて隼人の腹に欲望をぶちまけた。

ハアハアという息を肩でしている山本をどかして

「さあて、まだ満足してねぇ顔だな隼人」

とシャマルが真っ赤に熟れきった蕾に自らの楔を押しあてる。

「ひっ!」

隼人は流石に怖くなってシャマルを見つめていると

シャマルの手が隼人の頬を撫でた。

「お前は黙って寝てりゃあ終わるよ」

シャマルの瞳は真面目で怖かった。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
すごくがんばれます。

すごくこゆいお話で失礼しました。
50話完結のつもりでしたがエロ場面が長引いてしまい
終わらなそうです。
思っていたよりも長編になり、自分でも驚いております。
いつかこれも書籍化しようと思います←誰が買うんだこんな本(汗)
もう少しご辛抱下さい。
ではでは

あ、次のお話は雲雀獄寺のホスト話にすることにしました。
お楽しみに!!

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2009年3月16日 (月)

虹色の雪 47

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「どうした隼人、もっと声を聞かせねぇとご褒美あげられねぇぞ」

シャマルが耳元で囁いた。

山本は隼人の雄を咥えて袋をやんわりと揉みながら

指先を窄まりにねじ入れる。

隼人はシャマルを睨みつけながら

声を上げないように唇を噛みしめている。

シャマルの指先がそんな隼人の顎を掴んで噛みしめている唇に触れる。

「意地っ張りめ、あとがついたらどうすんだ」

ゆっくりと顔を近づけて口づけをしようとする。

「待てよ、おっさん」

しかし寸前に山本が止める。

「まだ待ってくれねぇか?せっかく獄寺今気持ちよくなってきたから、もう少し俺に主導権持たせてくれよ、それよりこいつのここ弄ってくれねぇか」

山本は隼人の赤く熟れた胸の飾りを指した。

シャマルはため息を漏らして両手を挙げる。

「はいはい、どうぞ仰せのままに従います」

「てめぇ・・ら・・いい・・・かげ・・んに・・しろ」

「ハハ、獄寺説得力ねぇのな」

山本はそんなことを言いながら指先は巧みに動かしている。

出し入れする指先を曲げられると甘いしびれが体を襲う。

こんなことされても嬉しくないのに

こんなにも感じている自分が悔しい。

シャマルの舌がザラリと隼人の胸の飾りに触れる。

その感触で雄がドクンと反応を示すと山本が強く吸い上げる。

「ああ・・・も・・う・・んううう・・やぁ・・・」

「やっぱな」

山本は嬉しそうだ。

シャマルは隼人の顔を見つめながら小さな粒を強く吸う。

そしてもう一方のまだピンク色の粒を指で摘んで転がした。

山本の指がねちっこく蕾の中をほぐしている。

「わぁ、獄寺すげぇ興奮する」

窄まりの収縮を見つめながら山本が呟いた。

「くぅぅ・・ふぁ・・だめ・・・あああ」

「良い声出すな、俺ひとりよりやっぱりいいか」

シャマルの口元が意地悪く上がる。

もう次第に霞がかかるようにわからないほど

全てがおかしい。

誰が自分に触れていてどこをどうされているのかわからないほど

体がとろとろになってきた。

「あんっ・・やぁ・・だ・・はやっ・・・」

「ほう、早く何?」

シャマルと山本が同時に聞き返す。

隼人は朦朧と半開きの瞳で

「早く・・挿れて・・・もっと・・・」

と呟いている。

「淫乱め」

「そりゃねぇぜ」

シャマルがそう言いながらベルトを外す。

山本もベルトを外した。

「隼人死ぬほど気持ちよくしてやるから好きなだけ感じろ」

隼人にとってシャマルの言葉はどこか遠くで聞こえている



<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手もいつもありがとうございます。

またすごい展開でスミマセン。
嫌な方は回避してください。
またまたしばらく変態文が続きます。

ところで昨日は春コミでした。
参加された方はお疲れ様でした。
こちらから当サークルへ足を運んでくださった方がいるかどうかは
わかりませんが、ありがとうございました。
初めての別ジャンル参加でしたが
楽しかったです。

アフターとかは獄受け話に熱が入ってしまって
またまた骸獄が書きたいと思いました。
けど意外とディノ獄もいらして
獄はやっぱり総受けなんだなぁ~と実感(オイッ!)

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2009年3月13日 (金)

虹色の雪 46

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

「何か用か」

山本が遠慮がちにドアを開けて入ってきた。

ベッドの上でシャマルに押さえ込まれて素肌をさらしている隼人の姿を目にすると

フッと視線を逸らす。

シャマルはそれを楽しそうに見つめながら隼人の頬を撫でた。

「いい加減にしろ」

隼人が瞳を伏せてそう言うと

シャマルは隼人から離れてベッドサイドのイスに座った。

「せっかくだからと思ってよ」

シャマルが煙草に手を伸ばしてそれを口にくわえる。

山本はドアを入ったところで隼人の姿を見つめてそこに立ちすくんでいる。

「もっとこっちに来い」

シャマルが手招きすると山本はベッドの近くまで足を運んだ。

隼人がバスローブをかき合わせてベッドの上に起き上がる。

そんな隼人の仕草を見て山本はほのかに頬を染めた。

「ふーん」

「いいからてめぇはもう出て行け」

隼人の言葉にシャマルは隼人の手首を掴んで山本の前に持ってきた。

「好きにしろ」

「えっ?!」

山本の瞳が驚きで見開かれた。

「だって、獄寺はおっさんのこと待ってたんだろ。確かに俺は嬉しくないといえば嘘になるけど」

「ああ、俺だって隼人を一生手放す気はねぇよ。だから俺の前だけお前が隼人を好きにすることを許してやる」

山本はぽかんと口を開けてシャマルを見つめていた。

「バカ!!俺はお前らのおもちゃじゃねぇ!!」

隼人が自らの手で山本の手を引きはがそうとすると

シャマルは隼人の手を掴んでバスローブの紐で頭の上で縛り上げた。

「おっさん、いつもそんな酷いことしてるのか?」

山本が呆れたようにそう言うが顔はまんざらでもない。

「でも俺そういうの嫌いじゃないな。獄寺も好きだしな」

「へぇ、やっぱりな。俺がいない間好き勝手しやがって」

シャマルはどこか悔しそうだ。

隼人は2人の男の顔を見つめながら唇を噛みしめた。

「いいぜ、おっさん俺今の獄寺のこと抱きてぇ」

山本はそう言うとベッドの隼人に近づいて唇を塞いだ。

隼人の瞳が見開かれた。

「隼人、良い声で啼けよ」

シャマルの声は少し寂しそうだったのは気のせいだろうか。


<つづく>
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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送っていただいてありがとうございます。
本当に読んでいただいていると思えると
嬉しいです。

どうしてこういう展開なのか
自分で呆れます。
もっとエロ全開で書くべきですよね。
がんばります。

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2009年3月12日 (木)

虹色の雪 45

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「てめっ、いつからそこにいやがる」

隼人が驚いていると山本は頭をかきながら

運転席に乗り込んだ。

「え、少し前。でも、なんも見てねぇぜ」

と微笑むとシャマルシートに座り直して

向かい合わせに隼人を座らせた。

「おいっ!!」

隼人は耳まで真っ赤に染める。

シャマルはそんな隼人を自分の胸に押しあてた。

「腹減った、早く帰るぞ」

「あいよ」

我が儘なシャマルに山本は笑顔のまま車にキーを差し込んでエンジンをかけた。

ゆっくりとステアリングを回しながら駐車場から車を動かす。

隼人は横目でそんな山本の顔を後ろから盗み見ていた。

小屋に到着すると

真っ直ぐにシャマルはシャワールームへ入っていった。

あのまま3人ともろくに会話もなく景色を眺めていた。

「獄寺もシャワー浴びた方がいいんじゃね」

その言葉にまた隼人の顔が赤くなる。

山本は隼人の頭に手を置くとくしゃくしゃと撫でた。

「良かったな」

どこか寂しそうな笑顔でそう言われると複雑な気分だった。

隼人は目をそらした。

「シャワー浴びてくる」

そのまま自分の部屋へと引き上げていった。

「隼人・・・」

せっかくシャワーを浴びてさっぱりしたというのに

シャワールームを出てくるとビールを片手にシャマルが隼人のベッドに寝転がっていた。

手招きされてベッドに近づいた隼人はその腕を引っ張られて

ベッドに押さえ込まれる。

バスローブの紐をほどかれて左右に開かれると

まだ水気の残る桃色の肌があらわれる。

シャマルはビールの缶をサイドテーブルに置いて

味わうようにキスをする。

「なあ、隼人」

シャマルは瞳を覗き込みながらいたずらっ子のような顔で話しかける。

「山本もここに呼ばねぇか」

「・・・・?!」

隼人の瞳が驚きで見開かれる。

「いいじゃねぇか、どうせお前は淫乱だし。俺もあいつもどっちも味わってんだろ」

「いい加減にしやがれ!!この変態野郎!!やりてぇなら2人でやれ」

隼人が怒鳴るとシャマルは顎に指をあてながら

「そうか、いいのか?でもお前はそんなの嫌だろ」

(マジでこいつ山本と?!)

隼人は呆然とシャマルを見つめる。

そこにノックの音がして山本が顔を出した。

「良いタイミングだ」

シャマルの口元が上がった。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
すごく嬉しいです。

あああああああああああああ
スミマセン。。。m(__)m
やっちゃいました。
ここから3人が苦手とか山本が苦手な方はご注意ください。

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2009年3月11日 (水)

虹色の雪 44

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

隼人の白い背中が上下して

次第にその動きが激しくなってくると

隼人の口に咥えさせたシャマルの指の隙間から

涎が流れる。

「はっ・・・あっ・・」

僅かに漏れてくる声にシャマルは隼人の耳に唇を寄せて

淫猥な言葉を囁き続けた。

「も・・だぁ・・あっ・・・はっ・・」

「ひくついてるぞ隼人、もっと締め付けろ」

「んなっ・・・て・・あっ」

体中の力が抜けてシャマルに体重を預けながら

それを支えるシャマルの手が背中から腰の辺りを行き来している。

次第にシャマルが無口になってきた。

「もう満足したか」

髪を撫でながらそんなことを囁かれ涙目で見つめた隼人は

「ひっ!」

とシャマルにしがみついた。

シャマルは蕾に入れた自分の雄をぎりぎりまで引き抜くとまた奥へと挿入する。

隼人はその刺激にこらえきれずに白い蜜を飛び散らした。

シャマルは隼人の顔を見つめながら動きを早めて顔を歪めた。

唇を噛みしめてから隼人の唇に吸い付くようなキスを仕掛ける。

隼人の体の中でドクンとシャマルの雄が脈を打った。

同時に力一杯抱きしめられて隼人の中にじんわりと熱い感覚が広がっていった。

はぁはぁと荒い息をしながらシャマルは隼人の中から雄を引き抜くと

ドクドクとシャマルのはき出した欲望でシートにシミをつけた。

「あーあ」

いきなり車の窓から暢気に声が聞こえて

慌てて窓の外を見つめた隼人は驚いて口を開けた。

そこには微妙な笑顔の山本が立っていた。

買い物を終えて戻ってきた山本は車が揺れていたので

中を見ないでその揺れが納まるのをひとり車の横に座って

待っていた。

ようやく揺れが納まって中を除いた瞬間の出来事だった。

<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
沢山嬉しいですvv

ああ、山本に見られてしまいました。
どうしようかと思ったら、自分の中でどうせなら見せちゃえ
という声が聞こえてきて(苦笑)
ま一番恥ずかしい時に見られて興奮したかどうかは
また別で、とりあえず家に帰れよ~!!
と突っ込み入れたくなりました。

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2009年3月10日 (火)

虹色の雪 43

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「ほら隼人」

シャマルはそう言って自分の最も熱いところを

隼人の目の前に晒す。

その堅く育ったシャマルの雄を隼人は愛しいと思った。

口を寄せて口づけを繰り返しながら

いつの間にかその行為に夢中になっていく。

口に咥えて舐めるとビクンと更に育つ。

シャマルが隼人の顔にかかる髪をかきわけてその顔をじっと見つめている。

見つめられると更に行為が激しくなった。

ジュルジュルという音をたててシャマルの雄を舐めていると

シャマルは隼人の蕾に濡らした指を騙すように

入れ始めた。

「あああ・・・」

隼人の背が僅かにしなるとシャマルの一方の指先が胸に伸びた。

胸に赤く色づいた果実を指の腹で転がした。

隼人は更にシャマルを口の奥まで咥え始める。

「ああ、よせ隼人・・限界だ」

「たまに・・はお前が・・さきにいけ」

隼人は咥えながらそう言ったが

すぐにその口を離されてシャマルの口が塞いでしまう。

「バカ・・・10年・・早ええんだよ」

シャマルが隼人の雄に自身をあてている。

お互いの雄を掴んで擦り合わせる

「あっ!やぁっ!!・・うぐふ」

いきなり自分の雄を刺激されて隼人は唇を塞がれたまま

ビクビクと体を震わせた。

「いきやがった」

シャマルがそんな隼人の体を力一杯抱きしめた。

ビクビクと余韻が体に伝わってくる。

「あっ・・はぁ・・」

吸い付くように激しいキスで息もできずに苦しい。

でもシャマルらしい抱き方だ。

しばらくして落ち着くと足を割ってシャマルが自身を蕾に押しあてる。

まだ堅くて熱い塊をグイッと入れる。

「あっ!!んぐ」

声を上げた瞬間にまた指を入れられた。

「でけぇ声出すんじゃねぇ」

耳元の声は掠れていて、余裕が感じられなかった。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送っていただきましてありがとうございました。
すごく嬉しいです。


スミマセン。。。久しぶりだったので
またしても濃厚になってます。
早くしないと山本が戻って来ちゃうよ~
でも見られちゃうのもいいかも。。。という変態です(汗)
失礼しました。

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2009年3月 9日 (月)

虹色の雪 42

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男の顔が青ざめて隼人を押さえ込んでいた腕が離れた。

その隙に隼人は男から体を離して

倒れ込む男の前に立つ。

「相変わらず甘ぇな、隼人」

聞き覚えがある声がして

隼人ははじかれたようにその声のする方向を見た。

「トライデント・モスキート・・・」

山本が後ろからそう言うと

駐車場に止まっている黒い車からシャマルが姿を表した。

「ったく、お前も一緒にいながらこのざまか」

軽くかき上げた髪は最後に会った晩より少し伸びている気がする。

相変わらず白い物が混じった髪を隼人は懐かしく思う。

「くそっ、心配かけやがって」

「お前に心配してもらうほど老いちゃいねぇよ」

「はは、相変わらずだな」

2人のやのとりに山本が笑うと2人もやっと苦笑した。

シャマルは倒れ込んだ男を見ながら

「ミルフィオーレは壊滅状態に追い込んだが、こいつみたいに組織内部の生き残りがいやがる。まぁ、そんなのはこれまでだってあったことだ。誰かが倒されれば誰かが復讐をする。この世界に生きている者の宿命だ。忘れるな隼人、俺達はいつだってどこかで誰かに狙われているということを」

その言葉に山本も隼人も俯いた。

「ま、お前は俺が守るって決めたけどよ。それより早く飯と風呂」

2人の頭に手を置いてシャマルが頭をがしがしとした。

「おう、早く買い物を済ませて帰ろうぜ」

山本が食品店の方向に歩き出すと

隼人とシャマルはその場に残る。

2人で車の後部座席に乗り込んだ。

同時にシャマルは隼人の唇を塞ぎながらシートに隼人を押し倒した。

熱い体、力強い腕、煙草臭いキス

隼人が待ちわびていた男が今ここにいる。

その男の噛みつくようなキスに体の中から溶けそうなほど

熱くなっていく。

「はやと・・・」

口づけの合間に呟くシャマルの声が掠れて耳に響くと

背筋からザワザワと甘いしびれが訪れる。

(ああ、こんなに俺こいつのこと好きだったのか)

隼人はシャマルの背中に腕を回して

口の中に蠢くシャマルの舌に自分の舌を絡めては

更に奥へと導くと、シャマルは隼人を抱く腕の力を更に強めていく。

ごつごつとした男の足が隼人の足の間に強引に入り込んで

隼人の感じやすい部分を何度も刺激する。

次第に足が絡まり合っていくとシャマルの手は隼人のパンツのベルトを外していく。

キスも口から耳へと移動しながらさんざん弱い部分を舐めている。

どこが弱くてどこが一番気持ちよくなれるのか隼人の体の隅々まで知っている男。

「はっ・・・うっ・・・ふ・・」

僅かに声を漏らすとシャマルは隼人の口に自分の指を咥えさせた。

そうだ、ここは町中の駐車場の中だった。

しかし、わかっていても次第に激しくなっていく行為に歯止めはきかない。

「声は俺だけに聞かせればいい」

耳元で溶けるようなセリフを言われて隼人は全身が赤く染まった。



<つづく>


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web拍手を送って下さってありがとうございます。
すごく嬉しいです。

やっとシャマルが登場しました。
お待たせいたしました。
再会は甘く熱く激しくしたかったんですが
伝わっていますか?
書きながら自分もシャマルに恋しそうです(笑)
そんな男に描ければいいなぁ~
と日々思っています。

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2009年3月 6日 (金)

虹色の雪 41

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懐かしい香りのするエスプレッソを味わった後

2人は店を出た。

山本が少し買い物をしていきたいと言い出したので

そのまま街の中にある店に向かって車を走らせた。

山本が車を駐車スペースを見つけて止めた。

「獄寺はどうする?」

山本がニッコリと微笑んだ。

隼人はあたりを見回してから

近くに洒落たブティックを発見した。

最近身の回りの服やアクセサリーも買っていなかったことに気づいた。

「俺はちょっとブラブラとしてみる」

「じゃあ、俺は食べ物買い集めてくるから終わったら車に戻ってな」

と車のマスターキーを渡された。

なんの飾り気もないキーを掌の中に入れて

隼人は車を下りた。

山本も一緒に下りて2人は別々の方向に歩き出した。

車から数メートル離れたところでいきなの

隼人は誰かに腕を掴まれた。

ハッとしてその男の顔を見ると

その男は口もとを歪めて笑った。

「覚悟しろ、ボンゴレ守護者。俺の勝ちだ」

隼人は驚いて相手を見た。

男は高くナイフを掲げて今にも隼人の胸にそれを刺そうとしている。

(しまった、油断していた!)

「獄寺!!」

「動くな!!」

辺りが騒然とする気配で山本が振り返って走りだそうとすると

男はナイフを隼人の首にあてた。

チクリと首のあたりが痛んで少し切れたのがわかった。

(ちっ、こんなところで俺は殺されるのかよ・・・)

中距離型の戦闘をする隼人はここまで至近距離で相手を倒すことが

難しい。

「お前はミルフィオーレか?もう壊滅したと聞いたが、こんなことをしても何にもならない。俺を殺ってもあっちにいる仲間にお前殺されるぞ。おとなしくナイフを捨てろ」

無駄だと思いながらも隼人は男にそう告げてみた。

しかし男はにやりと笑うだけでナイフを強く握った。

「そんなのは関係ねぇ。俺はお前を殺したいだけだ」

ミルフィオーレは存在時でも団結力とかチームワークなど皆無だった。

それぞれが個々の殺人集団であった。そう考えるとそのファミリーが壊滅したところで

彼らにはなんの関わりもないことなのかもしれない。

この男は守護者を殺すことに喜びを覚えるタイプのようだ。

「ヒヒヒヒヒもっと抵抗しないのか?泣き叫べ、ほら」

男は隼人の頬や首にナイフで傷をつけては血を出した。

「やめろ!!」

山本が叫んでいる。

走り寄ろうとすると更に隼人の腕とか足を傷つけていく。

「くっ!」

隼人も痛みの場所が広がってくると思わず顔をしかめる」

「そろそろいいか」

男の口の端が大きく上がりナイフの先が隼人の着ているジャケットを切り裂いた。

中の白いシャツの上でナイフを立てる。

(これまでか・・・)

そう思って目を閉じた。

その瞬間にナイフが男の手元から滑り落ちる。

「えっ?!」

隼人が瞳を開くと

男は顔を歪めて自分の胸の辺りを鷲掴みにしながら

その場に倒れた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送っていただいてありがとうございます。
すごく嬉しいです。

あああまりコメントしてしまうとこの先の展開が
わかってしまいそうなので
今回は本文についてのコメントはなしです。

ここにアップする際によく見ると文字ミスがかなりあります。
たまに見直さないでアップしているので
かなり恥ずかしい文字ミスがあると思います←じゃあ直せよ
いつもスミマセン。。。

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2009年3月 5日 (木)

虹色の雪 40

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

車を下りると香ばしいミートパイの匂いが鼻をくすぐる。

そこはアペニン山脈の麓に来て初めてシャマルと寄った店だった。

山本は

「これこれこの匂いがたまんねぇ」

と言いながらドアを開けるとベルが鳴った。

「いらっしゃい」

以前と変わらぬおばちゃんの声が出迎えてくれた。

「おや、あんた、ずいぶん元気になったみたいだね」

隼人を見たおばちゃんは隼人の肩をポンポンと叩いた。

「何だ、お前知ってたのか?」

山本は「ちぇ~」と残念そうだった。

「いや、知ってるって言うか・・・」

隼人が店内を見回すとシャマルと立ち寄ったときと同じクリーム色の壁が

2人を温かく出迎えてくれた。

そして以前と同じ席が空いている。

隼人は誘われるようにその席に座った。

山本もキョロキョロとしながらその向かい側に座る。

「シャマルと来たのか?」

山本がメニューに目を通しながら尋ねると

隼人が頷いた。

「俺はナポリタンとミートパイ」

「バカ!ナポリタンなんてねぇよ」

山本がイタリア語のメニューを隼人に手渡すと

隼人は山本にそう言った。

「あるぜ、ほらここ。そのくらいのイタリア語ぐらい俺だって読めるのな」

山本は隼人が開いたメニューを指さした。

「あ、本当だ。なんで・・・」

隼人が驚いていると

山本は手を挙げておばちゃんを呼んだ。

「お前も一緒で良いか?」

おばちゃんがニコニコしながらやってくると山本が隼人に尋ねた。

隼人は頷いた。

「でも、どうして・・・」

「ああ、これかい?日本人の黒ずくめのあんたぐらいの歳の男性が

それがどうしても食べたいからメニューに加えろってしつこくてね。

けど何かおいしそうに食べていたから加えたんだよ。黄色い鳥が肩に止まっていたね」

「雲雀だ」

山本と隼人は同時に思いあたる人物の顔を思い浮かべていた。

「プッ!」

程なく隼人は吹き出した。

それを見て山本が「ん?」という顔をする。

「あいつって決まったメニューしか食わない頑固者だったな」

「でもおかげでこんなところでナポリタンが食えるのは嬉しいぜ」

2人はニコニコと笑いあっていた。

しばらくしておばちゃんが運んできたナポリタンは

タマネギとベーコンだけのシンプルなものだった。

「そういえば雲雀はピーマン嫌いだったな」

山本がそれを見て笑う。

隼人はそれでこの具に納得した。

ピーマン抜きのナポリタンねぇ~と思いながら口に運ぶ。

「うまっ!」

2人は同時に声を上げた。

店のおばちゃんは頷きながらニコニコしていた。

(シャマル・・・)

隼人は一瞬山本の顔がシャマルに見えた。

あの時と同じ笑顔がまるでデジャブのように繰り返されていた。

(うまいよ雲雀・・・)

隼人は心の中でそう繰り返した。

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読了、お疲れ様でした。
web拍手をたくさん送っていただいて
嬉しいです。本当にありがとうございます。

ああ、何かシャマ獄もBL要素もなくて
ホントスミマセン。。。。m(__)m
ある意味安心して読んでいられる内容ですが
作者の妄想の限り日常ばかり・・
ラストは濃厚なエロを書こうと思っていますので
しばしお付き合いください。

あとカウントが 26,100を超えました。
こんなに沢山の方、いつも読んでくださる方
がいらっしゃると思うと嬉しくて泣きそうです。
本当にありがとうございます。
まだまだ妄想が続く限り頑張ります。

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2009年3月 4日 (水)

虹色の雪 39

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

山本と2人の生活になって

隼人はシャマルと2人でいた頃の生活が戻ってきたような気がしていた。

4人でいた時とは違うのはあたりまえだが、

山本もシャマルみたいに隼人の身の回りの世話を焼いてくれる。

もともと中学の時からひとり暮らしには慣れていた隼人なのに

ひとりでいるのは苦手だった。

山本はその頃からよく隼人の部屋で料理を作ったり

一緒にDVDを見たりしていた。

健全な関係だけではないから、親友と呼ぶには少し近すぎる存在・・・

「なぁ、今日は外にめし食いに行かねぇか?俺もイタリア料理食ってみたいのな」

山本が良く晴れた青い空を窓から眺めている。

隼人は読んでいた本を閉じると山本が見ている空を眺めた。

「たまにはいいかもな」

いつもなら「どうしてお前と」とか「行きたきゃひとりで行け」と

言いそうなのに、今日は山本の意見に同意した。

「珍しいなぁ~雨でも降るのか?」

山本が心配そうに空を見つめると

隼人は山本の頭を殴った。

「うるせー雨の守護者め」


車は山本が運転していた。

シャマルが出て行ってから車がないと不便だと言って

雲雀が草壁に持ってこさせていた。

草壁が車を置いてどうやって帰ったのかは謎だが

彼は何かにつけて気が利く男である。

おかげで自由に出かけられる。

しかし、ここに来てから隼人がこの小屋を出るのは初めてのことだった。

一方の山本は食材や身の回りの物を調達するためにたまに出かけている。

「良い店見つけたんだ」

嬉しそうにハンドルを握る山本の顔を隼人は眺めながら煙草に火を点けた。

「窓ちゃんと開けろよ」

山本が隼人に注意すると隼人は無言で車の窓を開けた。

同時に温かい春の風が車の中にフワッと入ってきた。

その風がとても心地良いと隼人は思った。

風に髪をなびかせて顔にかかる髪をわずらわしそうにかき分ける。

その姿を山本はチラッと見た。

「たまには良いだろ」

とすぐにフロントガラスに視線を戻す。

「ああ、悪くねぇ」

山本は嬉しそうに微笑んだ。

「着いたぜ」

山本が車を止めたのは

見覚えのある店の前だった。


<つづく>



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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくれた方
本当にありがとうございます。読んでいただける幸せを感じます。

さて、そろそろ大詰めです。
最終50話くらいまで行くかどうかという感じです。
山本と獄寺の生活でこの小説はシャマ獄なのに
山獄だったりヒバ獄だっり本当にカオスでスミマセン・・・
でもバシッとシャマ獄で締めくくる予定ですので
もう少しお待ち下さい。

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2009年3月 3日 (火)

虹色の雪 38

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

翌朝は雲ひとつない良い天気で

昨日の晩降った雪のおかげで

あたりが真っ白に光って眩しかった。

いつの間に現れたのかわからない草壁が車を小屋の入口に止めると

後部座席のドアを開けて、そこにツナが乗り込んだ。

サングラスをかけた雲雀がその後ろからドアの前に立つと

隼人を振り返った。

「本部で待ってるよ。それともこれで最後になるのかな」

「・・・・」

隼人はその言葉には答えずにただ雲雀のサングラスで隠れた瞳を見つめていた。

後ろから山本は

「そりゃあないぜ」

と笑いながら口を挟んだ。

ツナが心配そうに

「獄寺君、俺待ってるからね」

と座ったまま顔を向けた。

「10代目がそこまでおっしゃるなら、必ず」

(本当に俺そんなこと守れるのか?)

隼人はツナに笑顔で答えながら、心の奥では不安がよぎる。

雲雀は突然、そんな隼人の頭を後ろから抱えて自分の胸に押しつけた。

いきなりの行為に一同があぜんとする。

「何しやがんだてめぇ!!」

「だって君泣き虫だから、泣くんならこうした方が良いと思ったんだよ」

優しいのか意地悪いのかバカにしているのかわからない雲雀。

それで一気に元気になる隼人を見ていると

山本もツナもそれがこの不器用な男の精一杯の優しさだと思っていた。

「わーわーうるさいからそろそろ行こうか」

雲雀は車に乗り込むがまだ隼人は

「待ちやがれ、逃げる気か」

と怒鳴っている。

「じゃあ後から仕返しに追いかけてくればいいよ」

と雲雀の言葉に隼人は頷いていた。

「必ず仕返しに行くから首洗って待ってろ」

「うん、獄寺君待ってるよ」

その言葉に満面の笑みでツナがそう言った。

車がゆっくりと走り出すと

隼人と山本はそれを見送っていた。

「ハハッ、雲雀って良い奴だな」

「バカヤローどこがだ」

隼人はもう怒っていない。

クスッと笑いながら遠ざかっていく車を見つめていた。

「さて、これからどうする?」

「めし」

「あいよ」

山本は腕まくりをしながら小屋のドアを開けて中に入っていくと

隼人もその後ろに続いた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送っていただきまして
ありがとうございます。
21時に沢山送っていただいた方・・・いつも感謝です。

さて
とうとうツナと雲雀が行ってしまいました。
出発前の雲雀と獄寺君のやりとりみたいなのが自分的には
大好きです。
雲雀が獄寺君のことを煽るけど
それが雲雀にとって精一杯の優しさなのですが
それに気づいてか気づかないでかムキに絡む図が
浮かびます。
永遠の好敵手だったら良いと思います。
あw



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2009年3月 2日 (月)

虹色の雪 37

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「獄寺君をひとり置いていくなんて、俺はいやだ」

案の定ツナは隼人をひとりこの別荘に置いていくことを拒んだ。

敵が壊滅状態となった今、すぐに危険が迫る心配はないが

バラバラになった敵がいつボンゴレに奇襲を仕掛けてくるかはわからない。

必ずしも安全になったとは言えないのだ。

本来ならば10代目ボンゴレのボスがそれを統一させなければいけない。

そのために逆にツナはここを早く発たなければいけなくなったのだ。

山本も雲雀も何も言わなかった。

彼らはボンゴレの守護者だからツナの言葉が全てである。

ツナが残れと言えばそれに従うが

何も言わなければそのまま2人ともツナに付いていくのが道理だ。

「それじゃあ仕方ないから山本残ってくれるかな」

その言葉に2人が同時に俯いていた顔を上げた。

雲雀は何か言いたげに隼人を見た。

山本は隼人に笑顔を向ける。

ツナは雲雀を見て

「雲雀さんは俺と一緒に戻って欲しいんだ」

ツナは日頃からなぜかしら雲雀になついていた。

雲雀の方は逆に冷たすぎるとも思う対応なのに

もしかしたら雲雀のことが好きなのかもしれない。

隼人はたまにそんな雲雀に嫉妬心を向けることさえあった。

しかし、当の雲雀は相変わらず何を考えているのかわからない。

「ここにはもう彼ひとりでいいのでは?」

とツナに山本も連れて行くように促している。

「それは不安なんだよ」

しかし、ツナは隼人も大切に思っている。

「俺は大丈夫っす。それよりも10代目が心配です。野球バカも連れてってください」

「おいおい」

隼人の言葉に山本が口を挟んだ。

「俺の意志は無視かなのな。ま、監督の命令は絶対だからな。けどチームメイトの言葉だったらそれは俺にも意見する権利ぐらいあるぜ。」

と隼人の前に立つと隼人の頬を撫でる。

ツナと雲雀は呆然とその仕草を見つめていた。

「あんまりシャマルとの再会シーンは見たくねぇけど、お前ひとり残していくのは俺も嫌なのな。

お前は素直に守られてりゃいいんだ」

まるでレディにでもするような熱い瞳でサラッとそんなことを言う。

「このっ!!タラシめっ!!」

隼人は真っ赤になって山本の手を払った。

「じゃあ、命令する。獄寺君と山本はここに残ってシャマルを待つ。雲雀さんは俺と一緒に明日にはここを発つ。いいね」

ツナが冷静な声でそう言うともう誰も反論するものはいなかった。

隼人がチラッと山本を見ると山本は親指を立ててまかせろというポーズをしていた。

その晩も山本は隼人の部屋を訪れた。

「何だてめぇか・・・」

「俺じゃなくて雲雀が来ると思ったか?」

いつにない山本の真剣な瞳に、隼人はそれ以上は何も言わなかった。

山本は隼人が座っているベッドに真っ直ぐ歩いてくると

黙って隼人の顎を掴んで唇を重ねてくる。

隼人が顔を背けると両手でその顔を挟み込んで無理矢理唇を奪った。

「ん・・や・・・」

唇を塞がれた隼人が拒もうとすると逆にその隙間から山本の舌がスルリと入り込んできた。

口の中を生き物のように山本の舌が動き回る。

その熱くて濃厚な動きに次第に隼人の体が熱を帯びてくるのだった。

(てめぇは、いつまでこんなことを続けるつもりだ)

シャマルのことを待つと決めた隼人に

山本の誘惑はいつまで続けられるのだろう。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送って下さってありがとうございます。
嬉しいです。
さて、今日から3月ですね。
近所の梅の木も満開ですごく綺麗です。
桜ほど派手ではありませんが
梅は花の形が丸いのとか、枝の曲がり具合とか
風情があって平安時代から続く歴史を感じます。
ってガラじゃないですね(笑)

やっと春コミ原稿を終えました。
今回は「夏目友人帳」のプチオンリーなので
夏目本です。
いやぁ~ちょっと中途半端な感じで
描きながらエントリーを後悔してみたりしましたが
無事に終わって良かったです。
いずれ小説を出すのが夢です。

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2009年2月27日 (金)

虹色の雪 36

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「知らないよ」

「本部でヴァリアーが応戦していたみたいだけど、かなりひどくやられたみたいだね。

何人か連絡が取れ来人物がいるって哲が言ってたよ」

雲雀は鳥に指を指しだして自分の肩に乗せた。

隼人は黙って唇を噛みしめた。

両手で拳を作るとベッドの上にたたきつける。

もう一度同じ事をしようとして、雲雀にその手首を掴まれた。

「冷静になりなよ。僕の予想だと彼はきっとここに戻ってくる」

気休めなど絶対に言わない男がそんなことを言う。

隼人はじっと雲雀の瞳を見つめて、本当にそれが気休めじゃないということを

確信すると雲雀が掴んでいた手首を払った。

「君に楽になって欲しかった。」

「え?」

雲雀が信じられないことを口にしたので

隼人は聞き返すと

雲雀は窓の近くまで歩いていき鳥を窓の縁に置いた。

そこで差し込んでくるやわらかな日差しを背中に受けながら

窓を背に振り返った。

「シャマルが出て行く前の晩に、彼が言ってたんだよ」

思いがけない告白に隼人は瞳を見開いた。

「あの晩、彼は僕の部屋に来たんだ」

「何で今まで黙っていた?」

「彼のたっての願いだったから、それと彼の気持ちもよくわかるからね」

まだ少しひんやりとする風が窓から入って雲雀の漆黒の髪を揺らした。

隼人も風で乱れた前髪をかき上げる。

「自分は悲しみの根源を絶ち切って来るから、君を沢田と共に行かせてやって欲しいって言われたんだ」

雄弁ではない雲雀の話は一言話すととぎれてからまた続ける。

「それで自分に何かあったら僕に君を守れとも言った。山本には任せたくなかったらしい」

隼人の眉毛がまたピクリと動いた。

「山本武は君とよく似ていて、君と同じ痛みを感じすぎて冷静になれないところがあるからだそうだよ」

あまりに的を射た言葉に隼人は驚きを隠せない。

確かにこの役目がツナや山本だったら

途中で隼人に話していたかもしれない。

隼人は軽くため息を漏らして雲雀を見つめた。

「お前らしいな、というかあいつらしいというか・・・まんまと騙されちまったのか、俺は」

「騙した訳じゃないんだけどね。君がそう思うなら別に否定もしないよ」

雲雀は窓辺から離れて隼人の横で立ち止まる。

「直に戻るし、敵もいなくなったんだから無理にここを出て行く必要はなくなった訳だね。君はどうするの?」

隼人は雲雀を見上げた。

「ここで待っていたい」

「ふぅん、じゃあ彼が帰ってくるまでは沢田にここを出て行くのを伸ばしてもらうか、僕だけ君と残る火だけど、僕と君が残ると言えば山本は黙っていないね。それは面倒だ」

隼人の髪に軽く触れる。

隼人は雲雀の指先が髪に触れるのを感じながら

「お前も行けばいい」

と答えていた。

「じゃあ、そうさせてもらうよ」

雲雀は隼人の髪から手を放すと扉に向かって歩き出した。

「それじゃあ、沢田から僕が言っておくよ」

雲雀は部屋から出て行った。

窓辺にいた黄色い鳥はいつの間にか飛び立っていた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手をたくさん送っていただいて嬉しいです。
本当にありがとうございます。

雲雀と獄寺の会話シーンは永遠に続けてもらいたいくらい
好きです。
雲雀は不器用なタイプですが
獄寺はちょっと女の子みたいに
すぐに一日の出来事を報告したがるタイプだと思います。
けど多分報告する相手は山本だと思います。
雲雀との会話は夫婦みたいに言葉少ないと思っています。

あれ?何の話でしたっけ・・・・

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2009年2月26日 (木)

虹色の雪 35

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。


この別荘を出て行くまで一体どのくらい猶予があるのだろう。

隼人は遠くで騒ぐ人の声を聞きながら部屋でベッドに座って

その枕に触れた。

シャマルがいつも自分を抱いて眠っていた枕。

その少し毛深い胸に顔を押しあてていると

不安とか悲しみはいつしかどうでも良くなった。

耳元で口汚く罵る言葉も声は柔らかく決して本心から言っているのではないことに

気づいていた。

(俺、いつからこんなにシャマルのことが好きなんだろう?)

隼人の中でふっと浮かんだ疑問。

子供の時からいつでも呼べば側にいた。

幼かった自分は人を疑うということを知らずに

真っ直ぐに彼を受け入れていた。

シャマルはそんな隼人を見て、時折まぶしそうな表情を浮かべていた。

昔のことを思い出しながら部屋の黄色っぽい柔らかい照明で照らされた

隼人はベッドのシーツに両手を広げて俯せに倒れ込む。

丁度シャマルに抱きとめられる時のように・・・

でも、その背中を包み込んでくれる大きなごつごつした手がない。

隼人はひんやりとしたシーツに顔を埋めた。


いつの間に眠ってしまったのだろう。

ふと目を開けるとそこに雲雀が座っている。

隼人は驚いて飛び起きた。

「なっ、てめぇいつからそこにいやがった」

黙って寝顔を見られたことがすごく恥ずかしくなり

顔を真っ赤にしてそう叫ぶと、雲雀はいつものように表情を変えずに

「さっき来たばかりだよ。君が寝坊助だからね」

辺りはすっかり夜が明けて

窓には雲雀が可愛がっている黄色いフワフワした鳥が

行ったり来たりしている。

雲雀はこの鳥と戯れていたようだ。

「実は君に報告しておきたいことがあったんだよ」

鳥は雲雀が隼人と会話を始めると

くちばしを自分の体に埋めて羽を整え始めた。

隼人はそんな鳥を眺めてから雲雀の顔を見た。

「何だ?」

「この間あの鮫男がミルフィオーレが壊滅したとか言っていたけど、哲の連絡でその報告が本当だとわかったんだよ」

隼人は驚きを隠せずに雲雀の顔を見つめた。

雲雀は前髪を払いながら隼人の緑色の瞳を見つめた。

「その中にシャマルがいたらしい」

「え?!」

隼人の繭がピクリと上がった。

「ヴァリアーとの共同戦線に参加していたらしいよ」

「で、シャマルは?」

隼人の問いかけに対して雲雀は首を横に振った。

<つづく>



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読了、お疲れ様でした。
web拍手も本当にありがとうございます。
がんばれますvv

今回は雲雀のターンといったところでしょうか・・・
獄はみんなに愛されているのが理想なので
シャマ獄なのにカオスすぎてスミマセン。。。
でも今回は雲雀さんとのHはないのであしからず。
さて、やっと大詰めに迫ってきました。
ヒバードも登場したのでいずれ瓜も登場できればいいなぁ
と思っています。

あ、次回は瓜とかボックス兵器を使ってポ○モンバトルするというのは
どうでしょう?
うっ、発想がチープすぎました(涙)

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2009年2月25日 (水)

虹色の雪 34

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隼人は雲雀の顔をじっと見つめて次に雲雀が何を言い出すのか

待っていた。

しかし雲雀は大きなあくびをして目の前にあったカップ見て

空っぽだと確認すると、それを持って立ち上がった。

「何でてめぇが・・・」

何も言わない雲雀に隼人が問いかける。

雲雀は座っている隼人を見下ろしながら

「別に、ここが気に入っただけだよ」

とキッチンへ行って山本にお茶を入れてもらっている。

「獄寺君、俺はさっきも言ったけど、誰もここに残す気はないんだ」

「10代目がそうおっしゃるなら、俺は10代目に付いていきます」

隼人はそう言うと立ち上がって自分の部屋へ引き上げていった。

隼人が去った後、山本がお盆にお茶の入った全員のマグカップを持って

ソファーの前にやってきた。

「あれ?獄寺は?」

キョロキョロするとツナが

「部屋に戻ったよ」

と山本の持ってきたカップを受け取る。

雲雀もカップを持って当然のように先程座っていたひとり用のソファーに座ると

あくびをする。

「雲雀さんも残っちゃだめだよ」

ツナが少し言いづらそうに雲雀にそう告げると

雲雀はツナをチラッと見てカップに視線を戻した。

「いつから僕に命令できるようになったの?僕は草食動物のいうことなんか聞かないよ」

それを聞いたツナがハァーとため息を漏らした。

山本がポンポンとツナの背中を軽く叩いて慰めた。

「まぁまぁ、雲雀もそんなに意地張らなくてもいいじゃねぇか。今はそんなこと言ってる場合じゃねぇことくらいわかるだろ。だから一緒にここまで来たんだし」

山本が笑顔を向けると雲雀はカップを口に運んだ。

そのカップをテーブルに置く

「でも、彼が悲しむ顔を見るのが僕は苦手なんだよ」

その声は小さく聞き取りにくかった。

聞き間違いと思えばそう思えなくもない程の雲雀の声だった。

「えつ?雲雀さんそれ、獄寺君のためだったの?」

ツナが目を丸くして雲雀を見つめる。

山本の手にしたカップを落としそうになり、慌ててテーブルに置いた。

「雲雀?!」

雲雀は立ち上がると

「何?いちいちうるさいと2<"ms>

人とも咬み殺すよ」

と出て行った。

その場に残された山本とツナは顔を見合わせて

プッと笑った。

次第にその笑い声が大きくなると雲雀が走って戻ってきて

トンファを構えた。

「やっぱり咬み殺す!」

「わぁ、よせ!!」

「やめろ!!!」

「うるさい!」

隼人は部屋で彼らの声を聞いてフッと笑った。

<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
たくさん嬉しいです。
さて、終わりと言っておきながら終わらないストーリー展開に
してしまった私はアホです。
この分だとまだちょっと続きそうな予感・・・
無駄にギャグ入れてスミマセン。。。。
しかも面白くないというマジック・・・
失礼しました。

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2009年2月24日 (火)

虹色の雪 33

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

こんな山間でも春が来れば雪は溶ける。

今まで交通が遮断され気味だった道路も通行がしやすくなった。

ただ、そのおかげで敵が入り込みやすいのも事実だった。

まだ雪は溶け始めたばかりなのですぐにそんな心配はいらないが

直にそうなるとわかっていることは回避したい。

無駄に戦うことをツナは望んではいない。

例え卑怯とか弱虫だと言われても彼は逃げ続けるかもしれなかった。

そしてその両脇を守るように隼人と山本はいる。

背後には雲雀がいる。

隼人は誰よりもツナを信頼していて

ツナのためだったら命をなげうっても惜しくないと

ずっと思っていた。

それがシャマルと暮らすようになってから

徐々にその考えは改められていた。

それは命が惜しくなったわけではない。

誰もそんなことをしても喜ばないのだということに気づかされたからだ。

ツナだって隼人のことをとても大切にしてくれる。

隼人はあまり気づいてはいないが、いつだって隼人の気持ちを優先してくれた。

ツナは隼人に限らず彼の周りにいる人をとても大切にしてくれる。

だからついていこうと隼人が決断したのに

それなのに今、こんな大切なときにまた隼人はツナに甘えようとしている。

彼が笑顔で「いいよ」って答えるのをわかっていて

隼人はシャマルを待っていたいと思った。


「10代目ちょっとお話があるんですが」

「うん、何?」

昼食を終えて食器をキッチンに運びながら

隼人はツナに切り出した。

ツナはいつも通りに答える。

キッチンで洗いものをしていた山本の視線が隼人を捕らえた。

が、すぐに洗いものを続ける。

ツナと隼人はダイニングの横にある部屋のソファに座ろうとすると

ひとり用のソファーで雲雀が眠っていた。

眠っているならと長いソファーに並んで座った。

「実は俺、言い難いことなんすけど・・・」

隼人が真面目な顔で切り出した。

「あの・・実は、ここでもう少しシャマルを待っていたいと思うんすけど」

語尾がどんどん小さくなっていったが隼人にとっては精一杯の言葉だった。

ツナはそんな隼人の顔を見つめていたが、真面目な顔で首を横に振る。

「あ、ごめん・・・その・・獄寺君の気持ちは良くわかるんだけど・・・」

間近で見るツナの大きな瞳が僅かに揺れた。

「俺はここに誰も残しては行かないよ」

それはツナの決意のようにも聞こえた。

隼人はツナのことだからきっと承諾してくれると思っていたのに

意外な回答を得て、少し戸惑っている。

「僕が残るよ」

すると眠っていると思っていた雲雀がいきなり口を挟んだ。

隼人は驚いて雲雀を見た。

「絶対にそんなことを言い出すと思っていたよ」

どうやら雲雀は気づいていた様子だった


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
Web拍手をたくさん送っていただいて
ありがとうございます。嬉しいです。
シャマ獄は意外に根強いファンがいらっしゃるようです。
私も大好きです。大人なシャマルが大人になった隼人とにゃんにゃんなんて
そういえば一昨日はにゃんにゃんの日でしたね。
早くシャマルと隼人がにゃんにゃんできるといいなぁ~(願 ☆。゜゜

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2009年2月23日 (月)

虹色の雪 32

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

シャマルがいない生活に馴染もうとしている自分が許せない。

一度いなくなってしまうと人はなぜかその生活に慣れていく。

それは一体どうしてだろう?

いつだってそうだった。

母がいなくなったときもとても悲しくてどうしようもなかったはずなのに、

隼人はいない生活に慣れていった。

多分それは周りに他の人間がいたことと時間が全て解決してくれたのだ。

今回も隼人の敬愛するツナと山本がいてくれるおかげで

シャマルがいなくなった悲しみは和らいでいる。

だがふと思うのは、じゃあシャマルはどうなんだろう?ということ。

彼のことだからきっと周りに綺麗な女性を置いているに違いない。

それで隼人のことを忘れてしまうのだとしたら・・・

そう考えると胸の奥がシクシクと痛くなる。

「俺のこと忘れたいのか?」

隼人は呟きながらひとりベッドへ入ろうとすると

山本がノックをして部屋に入って来た。

日課のように山本は毎晩隼人の部屋にやってきていた。

それは隼人を抱く事が目的なのではなくて彼の寂しさを紛らわせるためである。

時には一晩中会話だけする時もあった。

「お前のことは誰も忘れねぇよ」

山本が缶ビールを両手に持って隼人の横に座った。

「また来やがった」

隼人は山本からビールを受け取ってフタを開ける。

プシュッという音がするとそれを口に運んだ。

ゴクンとビールを喉に流し込みながら山本を見た。

山本は嬉しそうに自分もビールのフタを開けた。

「なぁ、もうすぐここを出て行けそうだぞ」

「えっ」

「本部のスクアーロが連絡してきたんだ。ミルフィオーレが壊滅状態にあるらしい」

「罠じゃねぇか」

隼人は眉根を寄せた。

こういう情報はデマが多く、その情報に踊らされて飛び出したところを

狙い打ちされる。ましてこっちには10代目のボスがいる。

「さあな」

山本は微笑んでビールを飲んだ。

「どっちにしろ春が近い。俺達はもうすぐここを出て行くつもりだ。お前も一緒に行くんだろ?」

その問いかけに隼人は戸惑った。

10代目の右腕なのだから当然行動を共にしたい。

しかし、シャマルが戻ってくるかもしれない。

『それじゃあはっきり言ってやる。お前と沢田じゃあ命の重さが違う。俺にとってはお前はどこの誰よりも重いんだ。例えそれが裏切りに値したとしてもな。だからこうしてお前を連れてこんな辺鄙なところまで逃げてきたんだ。』

隼人の頭の中で繰り返されるシャマルの言葉。

そんなことを言っていながらどうしておいて行ってしまったのだろうと隼人は思った。



<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送っていただきまして、ありがとうございます。
すごく嬉しく、がんばれます。

おかげさまで25,000HITを突破いたしました。
いつも読んでいてくださる方
たまたま立ち寄ってみた方
たまに来られる方
本当にありがとうございます。
横に着いているアンケートに全てお応えできるよう
頑張りたいと思います。
そうそう、次回はアンケートで多かったヒバ獄学園物を考えています。
でもこの話まだ終わらないなぁ~

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2009年2月21日 (土)

虹色の雪 31

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

流されている自分が腹立たしかった。

山本の行為で登りつめていくことを悔しいと思いながら

結局それに抗うことさえ出来ずに山本を受け入れている。

「あっ、はぁ・・ん・・・う・・・」

「獄寺可愛いのな・・・ほら」

結局山本は隼人の唇を塞いでいた。

一度重ねられるとそこから入り込んだ山本の舌に隼人は夢中で舌を絡めていた。

「なぁ、獄寺」

耳元に囁く山本の声で

相手がシャマルじゃなかったのだと改めて気づかされた。

「俺と一緒にアメリカで暮らさねぇか」

山本はボンゴレの仕事がないときは

アメリカの大リーグで野球をやっている。

そんなに目立つ仕事をしていながらなぜか生き延びているのは

この男が強いからだ。それ以外には何もない。

だがこの世界ではそれが何よりの生き延びるための術である。

ツナがわざわざ呼び寄せたのはそういう意味もあるのだろう。

ボンゴレ最強といわれる雲雀とこの男・・・

隼人とはやはり格が違うのだ。

「あ・・ふぅ・・くっ・」

ツンと尖った胸の飾りに山本の舌が触れると

張り詰めていた欲望が一気に弾ける。

「獄寺我慢してたから・・・やっぱり俺お前のことが好きだ」

「いうな・・・」

山本が隼人に唇を塞ごうとすると隼人は顔を背けた。

「もう、何も言うな・・・抱きてぇなら好きにしろ!けど・・・」

「じゃぁ、遠慮なくそうさせてもらうわ」

山本は隼人の足を持ち上げて開くと自分の雄を押しあてる。

「いきなり・・・」

「お前がそう言ったんだろ」

山本の顔にさっきまでの優しさはなかった。

どちらかというと怖い顔で隼人の体を開いていく。

「あぁぁぁ・・・んくぅ・・・くそっ」

隼人は悲鳴にも似た声を上げながら

涙を流す。

山本はそのまま隼人の体を貫いて

隼人に注挿を繰り返す。

やがて小さな声を上げて隼人を力一杯抱きしめると

隼人の中に欲望を吐き出した。

「獄寺、たまにはゆっくり眠れよ」

山本は服を着るとそう言って出て行った。

その一言で

山本も隼人を心配して、隼人がゆっくり眠りにつけるように

わざとこんなことをしたのだと隼人は気づいた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくださってありがとうございました。

ただ今春コミ原稿作成中なので
ちょっと更新が遅れていてごめんなさい。
とりあえず山本もいい人でした。
というオチだったんですが、エロ絡めると黒武でした。

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2009年2月19日 (木)

虹色の雪 30

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。


シャマルがいなくなってから

数日が過ぎていた。

ツナや山本、雲雀がいてくれるおかげで

この小屋もそれなりには賑やかだし、食事や身の回りのことも

割り振ってなんとか暮らしていた。

それでも夜になって部屋に戻ると

隼人はいつだってシャマルの面影を追っていた。

この日もひとりでベッドに入ろうしていると

「獄寺、まだ起きてるか?」

と山本の声がした。

隼人は部屋のドアを開いた。

「何だ?」

「いや、別に用って訳じゃねぇけど、お前ここ数日眠ってねぇんじゃないかと思って」

心配そうな瞳が隼人に向けられる。

夜になるとシャマルがふと真夜中に戻って来るのではないか思えて

眠れなくなっていた。

それを山本は気づいていたらしい。

「別にそんなことはねぇよ」

そう言いながら顔を背けると山本は隼人の体を押して

無理矢理部屋へ入り込んできた。

「なにしやがる!!」

「獄寺・・・こんな時だけど俺、本当はすげぇ怖い。お前を失うんじゃないかと思うといてもたってもいられなくて、そんなことならお前を抱きてぇって毎晩思っていた」

隼人が目を見開いて山本を見つめる。

山本の両手が隼人を抱き寄せた。

「お前ってやっぱりシャマルがいいのか?」

山本の声は静かに隼人の心の中に響いてくる。

「お前が誰を好きだとしても俺がお前のことを大事に思う気持ちは変わらねぇ、なぁ獄寺・・」

真剣な瞳が隼人の翡翠色の瞳をとらえる。

何も言わずにただ山本の瞳を見つめていると山本が顔を近づけてくる。

「獄寺・・・」

僅かに開いた唇が隼人の唇に重なりそうになると

隼人は山本から顔を逸らした。

「悪い、今は俺・・・」

唇が重なる直前に逸らされて山本は眉間にシワを寄せると隼人の頬を両手で包み込む。

「キスだけでもダメか」

「だけじゃなくてキスがダメなんだ」

「どうして」

「流されるからだ」

「それじゃあこっちは?」

山本の大きな手が隼人の背中から下に撫で下ろされる。

「あっ・・」

そのまま尻の肉をぐいっと掴まれて隼人は声を上げた。

「そっか、じゃあ」

山本は隼人のベルトをガチャガチャと外し始めた。

「なっ、てめぇ・・・」

ストンと隼人のズボンが床に落ちると山本は隼人の下着を下ろした。

隼人のまだ何の準備もなされていない雄に触れる。

「やぁ!よせ!バカ!!」

「なんだお前、ひとりでしてないのか?」

やんわりと袋を揉まれて花茎が徐々に反応をし始める。

山本はそこに唇を寄せてキスをし始める。

「唇がダメならこっちの口にキスさせてな」

隼人は真っ赤になって山本の服を引っ張って自分から引きはがそうとしていた。

「ああ・・・やぁぁぁ・・・よ・・せ・・」

山本の舌が袋から後ろに滑ると隼人は山本に覆い被さった。



<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送っていただき、ありがとうございます。嬉しいです。

おかげさまでこのお話も30話になりました。
この前よりは短いお話ですが思ったよりも長く続いて自分でもびっくりしています。
いつもありがとうございます。
アクセス数も日々
伸びていていつの間にかもうすぐ
25,000HITになります。
まだ1年も経っていないのにすごいです。ありがとうございます。

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2009年2月18日 (水)

虹色の雪 29

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

昼になってもシャマルは戻ってこなかった。

昼食は山本が皆の分を作ってくれたので困らなかったが

シャマルが何も告げずに出て行ったきり戻ってこないのは

隼人とここへ来てから初めてだった。

「獄寺君まだシャマルは戻ってこないの?」

「はい、でも10代目は心配することはないですよ。どうせ忘れた頃にフラっと戻ってきますから」

「うん、そうだね」

食事のテーブルを挟んでツナが心配そうに声をかけてきた。

隼人は心配をかけてはいけないと思い、笑顔で答えた。

(そうだった、今はそんな場合ではない)

ふと立ったままでいる、雲雀を見ると彼は食事もとらずに窓の方を警戒している。

どうやら山本と交代でツナのために24時間警護しているらしい。

隼人がシャマルと過ごしていた時間、彼らは休むこともなくツナを守っていたのだと思うと

隼人は辛かった。

自分は守らなければいけない立場でありながら、皆に守られている。

俯いて持っていたスプーンを強く握る。

「獄寺君大丈夫?」

ツナが正面で心配そうな瞳を向けている。

それに気づいて隼人は立ち上がって頭を下げた。

「すみません、10代目!!俺だけこんなところで暢気に暮らしていて!10代目のことをもっと守らなければいけない立場でありながら、俺は、逆に守られていて・・・で・・俺・・・」

隼人は悔しくて涙が溢れてくる。

「バカだなぁ、君は、違った。俺は獄寺君が傷つく方が嫌だ。獄寺君だけじゃなくて雲雀さんも山本もシャマルだって、仲間を傷つけるくらいならもっと強くなってやる」

ツナが隼人にそう言うと山本は隼人の背中を優しく撫でている。

雲雀が向き直る。

「君達に守られるくらいだったら、咬み殺される方がましだよ」

「雲雀~そりゃないぜ」

山本が苦笑した。

彼らは10年前と少しも変わっていない。

それどころかその結びつきは月日を重ねただけ強くなっている。

隼人もその仲間にいられることが何よりも嬉しい。

シャマルは孤独だった隼人のたったひとりの心のよりどころだった。

でも数年前からその状況は少しずつ変化してきたことに隼人は気づいていた。

シャマルだってそのはずだ。

(それで出て行ったのか?!)

隼人の中に浮かんだ答え

窓の外はもう吹雪いてはいないが、まだ雪で真っ白だ。

いつの間にか雑談を楽しむ3人に笑顔を向けながら

隼人は窓の外を眺めていた。

夜になって寝る時間だというのに

シャマルは戻ってこない。

ツナも山本も心配はないと言う。

しかし隼人は思いあたったことが違っていて欲しいと願っていた。

もしそれが当たっていたら彼は多分、今隼人の前には姿を見せないだろう。

ああ見えても独占欲の高い男だ。

ツナや山本と楽しそうにしている隼人に嫉妬するに違いない。

着替えながら鏡を見ると

一昨日彼らがここを訪れる前日

シャマルに抱かれた後が虚しく残っていた。

その後を指先でなぞるとシャマルの唇の感触が蘇る。

「早く帰ってきやがれ」

熱く火照る肌を一層熱くしてくれるシャマルの吐息を思い出しながら

隼人は布団に潜り込んだ。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
またweb拍手を送ってくださった方
本当にありがとうございます。嬉しいですvv

色々とストーリーを考えていると
ふとみな同じような展開になっている気がしました。
もっとちゃんとストーリーを考えねばいけないと思いつつ
ずっと思いつきで小説を書いています(汗)
引き出しが少なすぎて同じなのか
それとも獄の辛そうな表情が好きすぎて
いつでも試練の獄ガンバレ!!小説になっているのか
それでも読んでくださる方に感謝しています。
本当にありがとうございます。

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2009年2月17日 (火)

虹色の雪 28

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

ドアの前には雲雀恭弥が立っていた。

その後ろの方にツナと山本がいる。

「無事だったのか?」

「何言ってるの?僕が誰にやられると思ってるの?」

雲雀は相変わらずだ。

「早くそこをどいて中に入れてよ、裏切り者」

シャマルは“裏切り者”という言葉がやけに耳に残ったがその場を空けて

3人を中に通した。

「ごめんね、俺達ここしか逃げるところがなかったから」

ツナは相変わらず低姿勢でシャマルの前を通り過ぎる。

「10代目!!」

隼人がダイニングの入口から飛び出してきた。

その顔は今までシャマルには見せたことがないような

喜びの表情だった。

「ご無事で何よりです」

「どきなよ、弱虫」

隼人がツナに駆け寄ろうとすると、その手前で雲雀が口元を上げた。

隼人はそのまま言葉を飲み込み俯いた。

「ハハ、あいかわらず雲雀は毒舌だな」

山本が隼人の前に立つと隼人の頭に手を乗せた。

その温もりが懐かしい。

別れてからそれ程時間が経ったわけでもないはずなのに

そんな風に触れられたのが遠い昔のように感じられる。

シャマルは山本とは違うからなのだろう。

そのシャマルとずっと一緒にいたから

山本の優しい温もりがストレートに心に届いた。

「そうだよ雲雀さんひどいよ。獄寺君元気そうで良かった。君に会えて嬉しいよ」

「10代目・・・」

誰よりもツナにそう言ってもらえて隼人の瞳から涙が溢れそうになる。

「こっちです」

それを懸命にこらえながら隼人は3人をダイニングへと案内した。

その後ろでシャマルは嬉しそうな隼人の顔を黙って見つめていた。


「シャマル!どこ?」

隼人は朝目覚めるといつもシャマルが眠っていた寝室を探していると

「シャマルなら俺が朝練するときからいなかったぞ。

食糧でも買い出しに行ったんじゃないか?急に人数が増えちまったしな」

山本がトレーニングウエアで入ってきた。

しかし、買い物に出かける時間には早すぎる気がする。

隼人はシャマルがいなくなった寝室のベッドに座り込んだ。



<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を押してくださった方、本当に
ありがとうございます。嬉しいです。

昨日発売のシャンプ見ました?
ちょっとネタバレあるので知りたくなければ
スルーしてください。
獄寺君の目がボックス見て輝いていましたよ~
ヴァリアー相変わらずファミリー現象が?!
ルッスーリアおかん健在です(笑)
スクアーロとザンザスがすごくラブvv
最後の再会シーンでなんで雲雀さんいなかったんだろう?
草壁さんはいたよ。やっぱり群れるのダメだからなのかしら・・・
それとも正ちゃんやスパナと一緒なのかな?
色々と面白い展開だけど、10日後ってヴァリアー戦の時と展開が似てる
パターン化は良くないよね。あ、失礼しました(汗)


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2009年2月16日 (月)

虹色の雪 27

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

この小屋に来てから一体どれほど時間が過ぎたのか

辺りの雪はまだ溶け始めてはいない。

ただ、ここへ来たときのように激しい吹雪も少なくなり

春はもうすぐそこまで来ている気配があった。

シャマルは隼人の身の回りの世話を焼きながら

すぐにちょっかいを出してくる。

それでも隼人はそんなシャマルの誘いを断ることもなく受け入れて

いつの間にかこの男なしではいられないほど

気づくと抱き合っていた。

「あん?隼人・・・今日は何を食う?」

シャマルが隼人の耳元に飽きもせずに口づけながら囁いてくる。

隼人はそんな口づけに体の力を抜いて、シャマルに寄りかかった。

子供のようにシャマルに抱きついて唇に唇を重ねた。

シャマルが隼人の体を離すと隼人は少しだけ悲しそうな顔になった。

シャマルは丁寧に隼人の髪を撫でている。

「なんでそんなに悲しそうな顔をしやがる?俺はお前を何度抱いても満たされねぇ」

「俺だって・・・お前に抱かれてりゃ気が紛れて、何もかも忘れると思っているのに、いくら抱き合っていてもここが痛ぇ!どうしても忘れることができねぇ!お前は俺をどうしたいんだ?!わかんねぇ」

隼人の瞳に大粒の涙がこぼれる。

シャマルは一層辛そうな顔でその涙を黙って拭う。

「俺は10代目が全てだ。俺は・・・俺は誰かをこんなに大切だと思ったことはなかった。

だからこんな感情はわからなかった!シャマル、教えてくれ!お前は俺の師匠だろ!俺はどうすればいい?」

シュマルが隼人の背中を抱きしめて静かにその頭を撫でている。

「隼人、お前はそんなにあの男のことを慕っているのか?何がそんなにお前を惹きつけてるのか知らねぇけど俺にできることはせいぜい気を紛らわせることぐれぇだ。だが隼人お前は誰かのために生きている訳じゃねぇ。お前自身のために生きているんだ。俺に抱かれているお前だってお前に違いはねぇ。お前がボンゴレを大切に思えるくらい俺だってお前が大切なんだ」

隼人が黙ってシャマルの顔を見上げている。

その瞳には初めて気づくような愛しさが込められていた。

「俺が大切・・・」

「ああ、言いたくはねぇけどクソガキが可愛くてどうしていいかわからねぇ」

シャマルは真っ直ぐに隼人の瞳を見つめている。

隼人の両手がシャマルの頬に添えられた。

幼い頃この男のことが好きだった。

このブツブツした無精髭も整わない髪も、いつもきちんとしたことがないのに

そんな姿に憧れた日々があった。

シャマルの顔を両手で触れながら自分の顔を近づける。

近くで見るとこの男もかなり老けたと思う。

この目でいつも隼人を見つめていた。この唇で名前を呼んでくれた。

そう思うと急にシャマルがとても愛しく思える。

その瞳に唇にゆっくりと唇で触れていく。

「隼人・・・」

シャマルの瞳の光が和らいだ。

抱き合いながら隼人のしたいようにさせている。

やがて窓から暖かい日差しが差し込んでくると

鳥がさえずる声が届いてきた。

同時にこの小屋のドアをノックする音が聞こえてきた。

シャマルはハッとして体を隼人から離した。

隼人は心配そうにその顔を見つめるが

隼人にしゃべるなと手で合図をするとドアの前に歩いていった。

もう一度ノックの音がする。

拳銃か何か堅い物で叩くような音だった。

シャマルは隼人にダイニングルームを顎で指し示してそこへ行けと合図した。

隼人がダイニングルームに入るのを確認して勢いよくドアを開いた。

「ふん、遅いよ」

ドアの前で黒ずくめの男はトンファを持ったままそう言った。

「雲雀?」


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送ってくださった方、ありがとうございます。
いつもちゃんとチェックしてすごく感謝しています。

何かこのところ文章が変です。
いや、前からすごく変で読みにくいと思われる方も多いと思います。もっと精進したいと思いますが、学生時代からどうも国語が苦手な人でした(苦笑)いえ、だからといって他の科目が良かった訳じゃないんですけど。
せめて獄寺君みたいに頭が良かったら良かったなぁ~と思います。
獄寺君は美人で頭が良くて、だから私の中では受なんですよね~

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2009年2月13日 (金)

虹色の雪 26

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

シャマルの髪が顎にあたる。

隼人の胸の飾りを念入りに弄られてそこはツンと堅く尖って

そのしこりを舌で転がされると下肢が疼いてくる。

「んんん・・・ああ・・・くっ・・・」

「お前はここを攻められると良い声で誘うな」

口に含んでいない方の乳首を指先で軽く潰すように摘んで

同時に弄られるとグンと雄が勃ちあがる。

じんわりと下着にシミが広がる気配がある。

それをシャマルが下着の上から軽く撫でると

ヌルッと生地が滑る。

ヌルヌルとした感触を楽しむようにシャマルが隼人の雄の先端を指先で撫でている。

すると更にそこから出る蜜の量が増していく。

「あぁん・・・やぁん・・」

シャマルは隼人の甘い声を聞いて両方の乳首を攻める唇も指先にも力がこもる。

もう片方の手は下着の中へ滑り込ませて直に雄に触れていた。

「う・・ん・・・やぁ・・くっ・・あああ」

隼人の乳首は赤く熟れた色になっている。

それどころか、シャマルが胸全体を撫で回すのでその周りまで

赤く充血している。

熱があるせいなのか隼人はいつもよりも自分自身に火が付いていることを感じていた。

シャマルの愛撫はどれもこれもとても気持ちいい。

「ああ・・・いい・・・」

自分でも信じられない言葉を言ってもどうでも良くなるほど心地よかった。

「お前はやはり淫乱だ」

言葉では罵っているのになぜかシャマルの声はすごく甘く優しい。

耳元で囁かれながらその唇は耳たぶを甘咬みする。

「ハッ・・・ああ・・・もっと・・・シャ・・マル・・・」

隼人がシャマルに手を伸ばすとシャマルはその指先をとって口づけながら

舐め回す。

その全ての行動がいやらしくて心地良いと隼人は思った。

背中を抱く手がスッと下に下りて腰を撫でられると

その体をシャマルに押しつけた。

シャマルは尻の狭間に指で撫でながら蕾の辺りを焦らすように何度も往復させる。

隼人の体が焦れるようにくねらせると

やっと蕾にプツン人差し指の先だけを入れる。

「良い感じに熱いぜ」

シャマルが差し込んだ指をくるりと一回転させる。

「はぁぁ・・ん・・」

何度がクリクリと中を弄られると背をしならせて隼人が感じている。

「そんなにいいのか?次は何をして欲しい?」

シャマルがまた赤く尖る胸を口に含む

隼人は自らの雄に手を伸ばした。

「ほう、自慰を見せてくれるのか」

その言葉に隼人は軽く唇を噛んで頷いた。

「もう・・・我慢・・でき・・ない・・」

自らの手の中に握り混んだ花茎の先はパンパンになって蜜を溢れさせている。

シャマルがその先の割れ目に舌をねじ込む。

「あんっ・・・いい・・・」

それを合図に隼人の握り混む手が上下に早く動き出した。

シャマルも手伝うように蕾の中の指の動きを早めていく。

「ああっ・・だめっ・・・でる・ああああっ!!・」

隼人が痙攣するようにビクビクとしながら白い欲望をまき散らすと

それを蕾に塗り込んでシャマルがもう一本指を増やした。

「ああ・・・いい・・」

「何だ達ったばかれりでそんなに良いのか?」

と顔を覗き込まれると隼人はコクコクと何度も頷いた。

「早く・・・」

早くシャマルの温もりで満たされたくて

隼人は自らの蕾を自分で露わにする。

シャマルは一瞬息を飲んだ気配があったが

すぐにその足を両方に開いて自らをあてがって体を進めてきた。

「あっ!・・あぁぁっ・・・くうん・・・いい」

今までとは質量が違うシャマルの熱い欲望が隼人を埋め尽くしていく。

行きも出来ないほど苦しいのに

熱くて苦しいのに

愛しい・・・・

隼人の唇にシャマルの唇が重なって舌も絡め取る。

クチュクチュと激しい口づけをされながら一杯まで入り込んだシャマルが

隼人の中でビクンと大きくなった。

「あんっ・・」

このまま死んでしまいたいと思えるほど心地よかった。

多分シャマルもそう思っているに違いない。

その証拠にシャマルは隼人に埋め込んだまま抱きしめて口づけて

動かない。一体いつまでこうしているつもりなのだろう。

それでも今この時がずっと続けばいいと隼人は思っていた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を押していただいてありがとうございます。
たくさん押していただけて嬉しいです(感謝vv

今回はちょっと長くなってしまいました。
エロ場面を途中で切ろうと思ったのですが
いつも途中で切って途中から書くとテンションが変わってきてしまいます。だったら最初から全部書いておくべきですよね~
どんだけ自分行き当たりばったりで小説を書いているんだか(汗)
ま、こうして少しずつ書き足すのが楽しみなので
つじつま会わなくても大目に見てやってください。
って自分アホすぎる・・・(汗)

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2009年2月12日 (木)

虹色の雪 25

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隼人のことをあれこれ言いながら

シャマルはキス以上手を出そうとはしなかった。

隼人の横に座って隼人が眠るまでその頭を撫でていた。

その手の温もりが何よりも心強く感じられて

隼人はいつの間にか眠ってしまった。

ゴウゴウという風の音で目を覚ますと隣に置かれたベッドで

シャマルが寝息を立てている。

ベッドサイドに置かれたスコッチのボトルを3分の1ほど空けていた。

スタンドの黄色っぽい柔らかい明かりに照らされたその男の顔は

これまで隼人が記憶していた厳しさはない。

深く刻み込まれた皺が年齢を感じさせた。

そっと手を伸ばしてその髪に触れながら

幼かった頃この男の真似をして髪を切ったことを思い出した。

その髪にも所々白いものが混じっている。

「あんたといるとつい居心地が良くて甘えちまうけど、もうそんな歳でもねぇのに・・・

大体が甘やかしすぎだ。俺はこれでもボンゴレ10代目の右腕だ。

10代目・・・あれからどうしたんだ?山本・・・」

隼人の手がシャマルから離れて自分の瞼を拭った。

外では吹雪いているらしく音が鳴り続く。

隼人はその音が一度気になり始めると耳について眠れなくなってしまった。

「眠れねぇのか」

何度目かの寝返りをするとそれに気づいたらしくシャマルの声がした。

シャマルが起き上がり隼人の頬に手をあてた。

「少し火照ったくらいの方が感度かいいかもしれねぇな」

隼人の頬から唇に指をねじ込まれてその指を咥えると

「丁度いいじゃねぇか。このくらいが気持ちいいんだぜ」

と酒臭い唇を近づけて軽く口づけた。

両手で隼人の頭を抑えながら体は隼人の寝ているベッドへと滑り込んでくる。

「やめろ」

「眠れねぇならいいじゃねぇか。お前もしたいだろ」

と耳元で囁かれて背筋からざわついた。



<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくれた方
本当にありがとうございます。
いつも同じセリフでごめんなさい。でもちゃんと送ってくださっているのはわかります。
あ、でもどこのどなかかはわかりませんので安心してください。

昨日REBORN!のDVDイベントに当選したので
行ってきました。
メインキャストの声優さんはほとんど来られていました。
他に白蘭役、正ちゃん役、グロキシニア役の
方が来ていましたが3人とも2日酔いだったらしいです(笑)
声優さん同士でも山本と獄寺役の2人は仲が良くて夫婦(?)でした。
って目が腐っていてスミマセン。。。。
すごく楽しかったです。

| | コメント (2)

2009年2月10日 (火)

虹色の雪 24

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「隼人着いたぞ」

シャマルが車を止めて隼人の肩を軽く揺すった。

隼人はシャマルに抱かれてさんざん啼かされたので

疲れて眠ってしまった。

その間にシャマルは車を走らせてボンゴレの別荘まで来ていたようだ。

目を開くとシャマルの髪から煙草の匂いがする。

彼も疲れているのにあんなことまでして眠らないで運転したのだから

眠気覚ましに煙草を吸い続けたのかもしれない。

そんな男の顔を見つめると

「どうした?」

と覗き込まれてシートベルトを外した。

車を下りると辺り一面は雪に覆われていた。

空は曇っていて今にもまた雪が降り出しそうだった。

隼人はブルッと震えて小走りにシャマルが鍵を差し込んで開けた扉の中へ飛び込んだ。

「使ってねぇ割にきれいだな」

シャマルが玄関から部屋までの廊下を歩く

「たりめぇだ、ボンゴレだぞそのくらい手入れしてるぜ」

隼人が後ろからそう言った。

「そうだな」

シャマルは遠くを見つめながらそう答える。

一番突きあたりにある部屋に入るとそこはダイニングルームだった。

木のテーブルとイスが置かれてその奥にカウンターとキッチンがある。

ダイニングルームに続いてリビングルームになっていて簡単なソファーとテーブルが置かれていた。

シャマルは来る途中で買ってきた食材をカウンターの奥にある冷蔵庫に運び込みながら

その場でビールの缶の蓋を開けた。

「飲むか?」

隼人にも1本手渡すとビールを美味しそうに飲み始めた。

隼人は手渡された缶の蓋を開けてビールに口をつけた。

思った以上に喉が渇いていたらしい。

車の中は乾燥していた上に余計なことまでしたからかもしれない。

しかしまだ暖まりきっていない部屋で飲むビールに

また寒さを覚えた。

するとスッとシャマルの腕が伸びて隼人の手首を掴む。

「えっ?!」

「お前、熱があるんじゃねぇか?」

シャマルの額が隼人の額に押しつけられた。

間近で心配そうな瞳が隼人を見つめている。

「少し熱いじゃねぇか」

「余計なことしやがるからだ」

隼人がシャマルのからだを手で押しやるが

その手を押さえてシャマルが口づけてきた。

(まだ足りねぇのか・・・)

隼人の瞳が見開かれるがシャマルの舌は隼人の舌をあやすように絡め取る。

「ん・・・ふっ・・・」

自分でも信じられないような甘い声を漏らしながら隼人は持っていたビールを床に落とした。

シャマルのビール缶も既に床に転がっていたが

こちらはもう空っぽになっていた。

到着する前に抱き合っていた余韻で体に火が付くのには

それ程時間を要しなかった。

いつの間にか体中がだるくなってきた。

隼人はぐったりとシャマルに体を預けると

シャマルは隼人を抱き上げてまた廊下に出て行った。

ふんわりした感触のベッドの上に横たえると靴を脱がされて

布団を掛けられた。

「おとなしく寝ていろ」

そう言って離れようとするシャマルのシャツの袖を掴んだ。

「行くな・・・ここにいろ」

シャマルはニヤリと口元を上げる。

「それが人に物を頼む態度か?お願いならもっとこう・・・」

「わかった。頼むから俺の隣にいてくれ・・・いてください」

シャマルの手が隼人の頭をくしゃっと撫でて

もう一度唇を重ねる。

「熱があるって言うのにお前は根っからの好きものだな」

シャマルはそう言いながら嬉しそうな表情を隠せなかった。

しかし逆に隼人は辛そうな表情でシャマルのシャツを握りしめていた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送ってくださった方
本当に嬉しいです。がんばれます。ありがとうございました。

さて、ようやく最初の小屋に到着しました。
ここから一気にラストまでいけるのでしょうか?
とりあえずがんばります。

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2009年2月 9日 (月)

虹色の雪 23

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「もういいだろう」

シャマルが隼人の窄まりから指先を引き抜くと

隼人の蕾はピクッと動いた。

シャマルが雄を隼人から離すと

小さく「あっ」と隼人がいう。

「今、もっと気持ちよくしてやるから、良い子にして待っていろ」

シャマルが隼人の額の髪をかき分けながら口づけた。

そのまま隼人の背中に腕を回すと抱き上げるようにして

隼人の蕾に花茎を押しあてる。

隼人の体をぐいっと抱きしめて少しずつ体を進めてくる。

「あっ・・・はっ・・・」

隼人がシャマルの背中にしがみつくと

更に奥まで入り込んできた。

「くぅっ・・・んんん・・・はぁっ・・んくっ・・」

隼人は唇を噛みしめるようにして痛みに耐える。

シャマルは隼人の尻の肉を掴んで少し抜くと次の瞬間に一気にそれを奥まで突き刺した。

「ああっ・・・やぁ・・ううう・・く」

背中をしならせるとその背中をシャマルがしっかりと抱き上げる。

抱き上げては落とされることを繰り返されると

次第に隼人の中では痛みが和らぎはじめ、もっと違う感覚が生まれてきた。  

隼人が甘えるような鼻にかかる声を出し始めると

シャマルは動きを早めていった。

「ああん・・・くううん・・いいはぁ・・」

隼人の顔を見てシャマルはうっすらと笑った。

「そんなに良いか?そうだお前はそうしてずっと俺に抱かれながらいい顔していればいいさ。何も考えるな。そうすれば俺はお前にずっと与え続けてやるから」

「ああ・・んんん・・にゃゃ・・・あああん」

隼人はシャマルに甘えるようにその背中に抱きつきながら顔を肩に埋めた。

シャマルが持ち上げた隼人の尻を自分の楔の上に落とすと

更に奥まで貫かれて、頭の中が真っ白になり

今、この世界には隼人とシャマルの2人しかいないような感じさえしてくる。

隼人の花茎の先からはとろとろと先走りがあふれ出して

次第に追い詰められていった。

「も、シャ・・マル・・・でちゃ・・・う・・・んんんん」

シャマルは一度隼人から自分の楔を抜いて

隼人の雄に口をつけるとくびりのあたりをペロペロと舐め始めた。

袋をやんわりと揉みながら口では舌先で舐めながら

強く吸われると腰が揺れる。

蕾にはまた指を入れて掻き回している。

「隼人締め付けすぎるぞ、食いちぎられそうだ」

口に咥えたままそう言われて

隼人は耐えられなくなってシャマルを引きはがそうとするが

シャマルは離れない。

「・・・い・・くっ・・」

遂に隼人がビクビクと体を震わせながら自らの

欲望をはき出した。

シャマルはその姿を無言で見つめていた。

そんなに見つめられると恥ずかしさでたまらなくなってくる。

顔を隠すとその手をどかされて口づけを落とされた。

「俺も気持ちよくしてくれるか?」

その言葉に頷くと足を高く上げられて

シャマルがまた楔を埋め込んでくる。

熱い火傷をしてしまいそうなシャマルの楔が隼人を満たしていくのだった。

<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくださった方、本当にありがとうございます。
すごく感謝しています。そろそろイラストを変えないと
いけないと思いつつ放置してスミマセン・・・

わぁ、(赤面)なんかここから読み始めた人は
びっくりですね。何のストーリーもなく
ただ、やっているだけでしかも一部で(汗)
次回はもう少しストーリーを進めます。
といってもそろそろ終了が近くなってきました。
今度は誰かなぁ~
投票だとディーノさんの数字が気になるところですが
雲雀さんがしばらくご無沙汰なので多分ヒバ獄で行くと思います。
まだ、少し先の話ですが・・・

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2009年2月 6日 (金)

虹色の雪 22

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

舌を絡めると僅かにエスプレッソの苦みが残る

お互い様か・・・

最後に口にしたエスプレッソのキス

なんてガラにもない思いに少し瞳が笑うのをシャマルはすぐに気づいたようだった。

「エスプレッソだな」

「ああ」

「じゃあここも、ここも全部エスプレッソの味がするか?」

「バーカ、するわけねぇだろ」

シャマルが耳元を舐めながら、隼人の尻を撫でると

隼人がくすぐったそうに首を縮めた。

シャマルが隼人の首筋に舌を這わせる。

「なあ、教えてくれねぇか」

「何をだ」

「どうして俺だけがあんたなんかと一緒にいるのか・・・」

シャマルは隼人の問いかけには答えずに

隼人のシャツを開いて白い胸に指先を這わせる。

もう一方の手でファスナーを開いて下着の中の雄を掴んだ。

「あっ、おいっ・・」

「いちいちうるせぇ・・・お前は黙って俺に抱かれてりゃいいんだ」

焦れったいように体をなで回された。

それは思っていたよりも優しく、シャマルが隼人を大切に抱いているようにさえ思える。

でも、それが余計に他の者への当てつけのようで

隼人は苦しい。

(こいつわざと?)

隼人が眉根を寄せるとシャマルがその唇を塞いで優しい口づけを繰り返す。

どうしてもっと、壊れるくらい激しいそれを与えてはくれないのかと

隼人は悲しくなった。

「しけた顔してんじゃねぇ、もっと女みてぇにいい顔しやがれ」

女みてぇという言葉がやけにしゃくにさわった。

だからといって、いい顔なんかしたくもないし出来る訳じゃない。

こんな状況でこの男はなぜそんなことばかり言うのか

隼人には全く理解できない。

「あ・・・くっ・・」

しかしやんわりと袋のあたりから裏筋を舐められて

指を蕾に突き立てられると

次第に考えられる余裕がなくなってくる。

シャマルの甘い愛撫が隼人の身を少しずつとかし始め、

気づいたら全て終わっているいつものパターンなのかもしれない。

シャマルの丁寧な愛撫は隼人の快楽を上手く引き出す。

乳首を嬲られながら蕾の指を動かされると

背中からざわざわと快楽が押し寄せた。

「ああ・・んん・・・くふっ・・・」

「隼人、良い感じに蠢いていやがるぜ。そんなに欲しいか?」

愛撫の優しさとは違い言葉では意地の悪い言葉で責め立てられると

余計に追い詰められていく。

こうして気づいたときにはシャマルが望むようなことを

隼人はしているのだ。

今だってシャマルの欲望が待ち遠しくて彼のファスナーから

はちきれそうなそれを一心不乱に暴いている。

「何だ隼人、そんなに待ちきれねぇのか・・・」

シャマルの雄の形を確かめるように手でなぞるとシャマルが僅かに笑っていた。

顔の近くにそれが近づくと隼人はそれを舐め始めた。

「お前は本当に・・・」

蕾の中が収縮するのをシャマルは自分の指先で感じながら

隼人の口の中の雄が少し大きくなった。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送っていただきまして
本当にありがとうございます。
またがんばれます。

うわっ、またこれは反省します。
何か視点がエロい。。。
男みたいな視点でスミマセン・・・BLって男×男だからきっとこんな視線なのかなぁという妄想しかないもので・・・
本当に色々と突っ込みどころ満載ですが
大目に見てやってください。(正座)

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2009年2月 5日 (木)

虹色の雪 21

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

「うまい」

ミートパイを一口食べると隼人は思わずそう漏らした。

シャマルが少しだけ嬉しそうな顔をする。

おばちゃんがニョッキの皿を置きながら

「これはうちの特製なんだ。うまいだろ」

と隼人に笑いかけた。

隼人はその笑顔を見て不器用に笑った。

そして運ばれてきたニョッキも口に運ぶ。

温かいトマトの味が口に広がる。

皆にも食べさせてあげられたら良かったのに。

そう考えるとじんわりと涙がにじんできた。

「バーカ、これは早く食わねぇとまずくなるぞ」

シャマルがフォークですくい上げたニョッキを隼人の口に無理矢理入れる。

「ん?!てんめぇ」

シャマルは笑いながら何回もニョッキを隼人の口に運んだ。

その都度条件反射のように隼人が口に入れるのがおかしかった。

店のおばちゃんも

「おやおや、仲が良いね。あんた達親子かい?それとも兄弟?」

と言われるとシャマルは笑いながら

「バカ言っちゃいけねぇ、こいつは俺の弟子だ」

「へぇ、似ているからすっかり身内なのかと思ったよ。けど仲が良くて良いね」

とサービスだと言ってエスプレッソを入れてくれた。

プーンと良い香りがして、心が安らぐ。

エスプレッソを飲み終わるとおばちゃんに礼を言って店を出た。

snowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnowsnow

白銀の山道を走り続けていくと

山の上の方にボンゴレの別荘が見えてきた。

別荘といっても小さな小屋だが、生活できるくらいの設備や道具は全て揃っている。

先ほど寄った店で食材もしばらく食いつなげるくらいは

補充していた。

隼人はその別荘を見て

ツナや山本達と夏休みに泊まりがけで花火をやったりして過ごした記憶が蘇る。

もう一度引き返せるものなら引き返したい。

運転席に座って運転するシャマルの横顔を見つめていた。

「何だ隼人・・・」

気配に気づいて横道に車を止めた。

別荘は見えてはいるものの到着するまでにはまだ時間がかかりそうだ。

「少しここで休憩しよう」

それに雪道を運転するのは普通よりも疲れるらしい。

シャマルはシートを倒して目を閉じた。

「俺が変わろうか」

隼人が運転を申し出るとシャマルは首を横に振る。

「それより」

急に手首を引っ張られてシャマルの上に倒れ込むと

強引に抱きしめて唇を塞がれた。

(なんだ、そんなことか)

隼人が自ら着ている上着を脱ぎ始めるとシャマルは起き上がって

変わりに隼人をシートに寝せる。

「お前を補給させてくれるのか?」

隼人は唇を噛みしめて横を向いた。

「素直じゃねぇな」

シャマルが隼人に覆い被さった。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送ってくださって本当にありがとうございます。
嬉しいです。

エロ場面入れようと思ったのに
入りきれませんでした。
えへっ・・・中途半端でスミマセン
エスプレッソ飲みたいvv

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2009年2月 4日 (水)

虹色の雪 20

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

一体どのくらい走ったのだろう

走り続ける車の窓から窓の外を眺めると

いつからか雪がちらついていた。

あっという間に辺りは銀世界に変わっている。

シャマルに担がれて車に乗せられた隼人は

そのままシャマルの運転で本部を出て行った。

銃声が今でも耳にこだましている。

(あの後、10代目は一体どうしたのだろう?山本は?雲雀もいたのか?

あの銃声は一体?)

隼人は窓を見つめながら眉根を寄せていた。

「ここら辺りまで来ればそう簡単には追って来ねぇな」

シャマルは寂れたトラッタリアの前に車を止めた。

「とりあえず食えるうちに腹ごしらえしとくぞ」

シャマルは車を下りた。

隼人が窓を見たまま助手席に座っていると

そのドアを外から開けた。

「食いたくない」

隼人がポツリと呟くと

「やれやれ」

とまた抱き上げようとする。

「やめろ!!」

隼人は慌てて自ら車を下りた。

「はじめからそうすりゃいいんだ。ガキはうんざりだぜ」

うんざりするならば最初から来なければいいのに

自分から今ここにいる。

隼人はシャマルの少しだけやつれた横顔を見つめていた。

カランというドアベルが鳴って

店の中から人の良さそうなおばちゃんが笑顔で出迎えてくれた。

「いらっしゃい」

シャマルはクリーム色の壁に原色の小さな絵が掛けられている奥の席に座った。

角になっているので、隼人はそのテーブルの横に座る。

メニューを見てシャマルが注文をすると

「あいよ」

とおばちゃんがまた笑顔でこたえた。

こうしていると今までのことが夢なのではないかと思えた。

窓の外は真っ白で寒そうだが、この店の中は暖かい。

窓の縁が赤くて壁がクリーム色なのでより一層温かみを感じられるのかもしれない。

店の奥ではおばちゃんの旦那らしいおじちゃんが高々と湯気を上げて

パスタを湯がいている。

プーンと鼻をかすめるミートパイの香ばしい香りで

隼人は自分の意志とは関係なく空腹だったことに気づいた。

気を紛らわそうと店の中の地図に目を止めると

その地図に印があった。それがこの辺りらしい。

ここはどうやらアペニン山脈の麓。

いつのまにかそんなところまで来ていたのかと思った。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
Web拍手をありがとうございます。
いつでも読んでくださる方がいらっしゃると思うと
すごく嬉しいです。

さて、今日はイタリアの位置が少しだけ登場しました。
アペニン山脈とか実は行ったこととかなくてあまり知りませんが
地図を見て使いたくなりました。
以前行ったのはエミリア・ロマーニャ州という北部です。
小さいレストランが印象的でそのイメージだけ生きています。
イタリア人は陽気でした。
でも日本で食べるような長いスパゲティはなかったんです。
パスタは大体マカロニみたいなものでした。

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2009年2月 3日 (火)

虹色の雪 19

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

「まだこんなところでモタモタしてやがったか」

耳に聞こえる心地の良い声

それは決して綺麗に澄んだ声ではないが

隼人にはいつだって心地よく響いてくる。

「シャマル・・・」

並盛にいるはずの彼がどうしてここにいるのかと思っただけで

背中がくすぐったい様な感じがする。

口ではいつだって突き放しながら

シャマルの行動は正反対のことをする。

約束をすっぽかした電話をしたときだって

関係ないと突き放していたくせに、こんなに早くイタリアまで来るには、

電話を切ってからすぐに空港に行ったに違いない。

隼人は無言でシャマルのくたびれてはいるが

仕立ての良さそうなジャケットに腕を伸ばしていた。

同時にシャマルは隼人を抱きしめる。

ゴシック調の重厚な家具類

毛足の長い高級な絨毯

厚みのある色の濃いジャガードのカーテン

かつての宮殿を買い取ったボンゴレ本部は

どの部屋も一枚の絵のように美しかった。

その部屋の片隅で抱き合うシャマルと隼人もまた一枚の絵のようだった。

「隼人、すぐにここを出るぞ」

耳元でそう言われて首を横に振る。

「10代目とここに残る」

「バカ野郎、お前なんかにできることなんかねぇ」

「それでもいい、俺はここにいて俺が右腕だとあいつらに見せつけてやる!」

「あんな男のどこにそんな魅力があるんだ。放っておけ、お人好しな10代目

なんかお前がかばう相手じゃねぇ」

隼人はシャマルから体を離した。

相変わらず自分だけに甘いこの男もよく見るとずいぶんと老けた。

それでも男なら忠誠を誓った相手を見捨てる訳にはいかない。

両手でシャマルの体を押しやった。

「お前ひとりで行って、お前だけ生きろ」

俯いたまま呟くようにそう言うと

シャマルにいきなり手首を掴まれた。

「ったく、成長しねぇガキだぜ」

自分よりもおっさんで体力だって衰えていると思っていたのに

こうして手首を掴まれただけで力がかなわない。

いつか必ずその力に抗えるようになりたいと

子供の頃から思っていたのに、大人になっても変わらないのは

なぜだろう?

そのまま引きずられるように廊下に出される。

強引に館の玄関の方まで向かっている。

バーン!バーン!バーン!

その時突然銃声が響いてきた。

2階の部屋から聞こえる。

隼人はシャマルの隙を見て手をふりほどくと向きを変えて階段まで来た。

階段の登り口までたどりつくと、そこで隼人は勢いよくシャマルに頬を打たれた。

よろけて絨毯の上に転がった隼人をシャマルは担ぎ上げた。

「面倒くせぇ」

肩に隼人を担ぎ上げて玄関へと戻っていく。

「離せ!!10代目が!早く行かないと!!おいっ!この!!変態野郎!!」

隼人は思いっきり怒鳴りながらシャマルの背中を叩いて降りようとしたが

シャマルも意地でもそんな隼人を離さないで

一気に玄関のドアを開いた。

「くそぅ」

隼人は唇を噛みしめていた。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくれた方
ありがとうございました。嬉しいですvv
がんばります。

シャマルが登場しました。
少し年老いた10年後の彼に若い隼人がかなわないのは
まだ隼人の鍛え方が足りないんですね。
隼人は乙女なもので・・・・
ガッチリしたら隼人じゃないと思っています。
けどいつかかなわなくなったシャマルもいいなぁ~
などと思っています

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2009年2月 2日 (月)

虹色の雪 18

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止させていただきます。

山本の熱を持った唇が隼人の体中に刻印を残していく。

いつの間にか脱力した隼人は抵抗するのをやめた。

山本の愛撫もいつしか優しく愛おしむものに変わっていた。

隼人は黙ってそれを見つめていた。

突然、山本の携帯電話の着信音が鳴り始めた。

山本はがばっと隼人から離れると

ソファーの背もたれにかけてあったジャケットのポケットに手を入れた。

携帯電話を取り出し、おもむろに電話に出る。

「はい、俺・・・」

相手の声を聞いた瞬間、隼人の顔を見て

ソファーから立ち上がりその場を離れていく。

隼人には聞かれたくない様子だった。

隼人はいきなり離れた山本の温もりを失い

急に体中が冷え込む気がした。

そして山本が自分に何かを隠していることに腹立たしげに

はだけたシャツを着直した。

山本が電話を終えて戻ってくると

何もなかったような顔でソファーに座って煙草をふかしている。

「獄寺、続きは?」

山本が隼人の髪を撫でると

またすぐに快楽の熱が隼人の背中をざわつかせる。

隼人はそんな山本の手を払った。

「るせぇ!てめぇ俺に何を隠してやがる!」

山本は表情を変えずに真っ直ぐに隼人の瞳を見つめた。

「獄寺が続きをしないなら、早くここを発った方が良い」

隼人は揺るぎない山本の覚悟を目の当たりにして

それ以上は問い詰められなかった。

山本だってそれなりに辛い立場なのだと容易に理解できた。

「ああ」

(もう無理に10代目を探すのはやめよう。誰もそんなことは望んではいないのだから)

隼人はまだ煙草をふかしている。

煙草の煙が部屋の中にゆっくりと広がっていく。

つかの間の安らぎに山本は背を向けて部屋を出ようとする。

「山本?」

「悪りぃ獄寺、どうやらあんまり余裕がないみたいだ」

それ以上聞かなくても隼人はわかっていた。

山本は多分ツナと合流するんだと、そこになぜ自分が混ざらないのか・・・

ヴァリアー戦の時のツナの言葉が蘇る。

『ふざけるな!何のために戦ってると思ってるんだよ

またみんなで雪合戦するんだ!花火見るんだ!だから戦うんだ!だから強くなるんだ!!またみんなで笑いたいのに君が死んだら意味がないじゃないか!!』

「チッ、雲雀や山本はいなくてもいいのか?10代目は俺があいつらより弱いとお考えなんだ」
消えていく煙を見つめながら隼人はフッと笑った。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
すごく感謝しております。

すごく懐かしいセリフを本編から拝借しました。
あれはもう3年くらい前なんですね。時間の早さにびっくりです。

早くシャマルを書きたい。
シャマルの絵は苦手なんですが
小説にすると味があるキャラだと思っています。
文書って不思議ですね。
このブログを始めてから小説を書く楽しみが増えました。

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2009年1月30日 (金)

虹色の雪 17

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「10代目どこですか?!」

隼人は広い本部の中の部屋をひとつひとつ見ながらツナを探していた。

早くしないと10代目が危ない・・・

白蘭との会話で最初に狙われるのがボンゴレ10代目であるツナの命だ。

そんな深刻な時に右腕である自分が側にいられないことがたまらない。

足早に廊下を進んでいく。

その後ろから周りを警戒するように山本が付いてくる。

山本は隼人よりも冷静に

狙われているのはツナだけじゃなく自分たち守護者全員だということ。

その順番は必ずしもツナが一番だと言い切れない。

天性の殺し屋と呼ばれる山本は

いつだって自分が逆の立場だったらと考えて行動する。

どっちかというと考えるのは隼人の専門分野なのだが

こんな風に思い詰めているときの隼人はまったくそんなことは

どうでもよくなるのだ。

山本は多分ツナは最後だろうと思っていた。

だからこうして隼人や自分を狙っているヒットマンがいないか警戒していた。

「獄寺」

隼人がこの階のつきあたの部屋を開いた時に

山本は隼人の腕を掴んだ。

「・・んだよ・・野球バカ」

ようやく側に山本がいることに気づいたように隼人が立ち止まる。

「ツナは大丈夫だ。それより俺達もここを出る準備をはじめねぇか」

「どうしてそんなことが言いきれんだよ。行きたかったらてめぇひとりで行け」

隼人は部屋を出て行こうと山本の手を振り切った。

「待てよ。ツナには笹川も雲雀も付いている。俺達が心配しなくても大丈夫だ。それに俺はお前を救いたい」

「なっ!てめぇなんかに頼らなくても、俺は死なねぇ、10代目とヴァリアー戦の時に約束したんだ」

山本は少しだけ目を細めて笑った。

「良かった。それだけ覚えていれば心配はいらねぇか」

しかし、もう一度隼人の腕をつかんでソファーに放り出す。

「山本?」

「俺がもし殺し屋だったらどうする?」

「何ふざけてやがる、誰が殺し屋だって俺は10代目意外なら殺れる」

隼人は真剣な眼差しで山本を睨んでいた。

「じゃあ、そうしろ」

山本は隼人に覆いかぶさって唇を重ねる。

両手は無造作に隼人が着ている服をめくり上げる。

白い肌を撫でながら角度を変えて口づけた。

隼人は両手で山本を引きはがそうとするものの

深く口づけられると抵抗する力が弱まっていった。

(ばかやろう・・・こんな場合じゃねぇって・・くそぅ)

山本が持っていた刀にふと手が触れた。

(こいつ・・・)

そう思った瞬間こんな馬鹿な男がすごく愛しく思えた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
Web拍手を送ってくださって
ありがとうございます。がんばりますvv

今日は山本のターン(笑)でした。
山獄も純粋に萌ます。
ああ、そういえば昨日買いましたよ2人の婚約ソングCD
「俺達の約束」ってそういう意味じゃなかった?
まんまですよね~

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2009年1月29日 (木)

虹色の雪 16

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「な、・・も・う・・い、かげ、んに・・しろ・・」

「早くもっと開け」

「て・・んめ・・っ・・」

シャマルと隼人は浴室に移動していた。

朝目が覚めてから痛む腰を引きずるようにして

隼人がシャワーを浴びていたら

シャマルが入ってきてまた抱く。

その快楽は地獄なのか天国なのかさえもわからない。

シャマルの吐息が耳にかかる度に

ここで今2人が生きているということを実感した。

浴槽の中で両足を開くと風呂のお湯が体に入ってくるのではないかと

思ったがそれを塞ぐシャマルの雄の質量にそんな不安もない。

隼人はシャマルのガッチリした背中に両腕を回してしがみつく。

シャマルが下から突き上げる度に掠れた声を上げていた。

「隼人、気持ちよさそうだな」

シャマルが吐息を吐きながら耳に舌をねじ込む。

同時にすっかり堅くなっている乳首を指先で弄んでいる。

「あっ・・・ん・・はっ・・・やっ・・」

抱えていた腕をシャマルに引きはがされて

行き場をなくした両腕が自らの花茎を掴んでいた。

すっかり熱を帯びた隼人のそこは自ら触れることでまた質量を増した。

「やっぱり淫乱だな。俺がいなくてもそうやってひとりでするのか」

「やっ、ちがっ・・・やぁ・・・」

そんなことを良いながら一層激しく腰を突き上げられて

隼人は浴槽の縁に手をついた。

その表紙にズルリと花茎から手が抜けると

それが思いがけず刺激を与えて一気に欲望をはき出した。

風呂のお湯の上に噴水のように吹き出す

隼人の欲望を見てシャマルは今度は腰を左右に動かした。

「あっ・・あっ・・あああ」

隼人自身も体の奥がヒクヒクするのを感じながら

夢中でシャマルの唇を貪ると

シャマルも待ちかまえていたように隼人の唇に吸い付いた。

あとどのくらい時間が残されているのかなんてわからない。

ここだってそのうち見つかるに違いない。

その前にここを経たなければいけないのに

こんな風にお互いの体力を奪い合っていることに抵抗はなかった。

純粋にそうしていたかった。



(間に合えばいい)

飛行機の中でシャマルは何度祈ったことかわからない。

やっとの思いでイタリアの土を踏んだシャマルは

ある決断をしていた。


<つづく>

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読了、お疲れ様でした。
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いつも本当にありがとうございます。
がんばれます。

ところで少しエロ場面から遠のいてしまったので
あえて最初の場面を途中に入れてみました。
わかりづらいのでここで解説なんて
卑怯な真似をしています(笑)
一晩明けてもまたやっていました(笑)
このままじゃ2人は殺される前に死にそうです。
ま、それはそれということで
そんな幕引きはしませんのでご安心ください。

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2009年1月28日 (水)

虹色の雪 15

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

「ねぇ、正ちゃんはどう思う?」

ボンゴレ本部の会議室で大きなスクリーンに映し出された白蘭は

アップになってもその表情の底で何を考えているのか

読み取ることができない。

白蘭の代理として訪問している入江正一に

スクリーンの向こうから話しかけた。

入江は何とも言えない表情を白蘭に向けただけで

黙っている。

「でも、僕はボンゴレなんていう古い腐った組織は作り替える時代なんじゃないかと思うんだよね」

その言葉にツナが顔を上げた。

「じゃあ、俺達がここを解散すればいいんじゃないのかな?」

「10代目?!」

隼人が悲しそうな顔で前に出ようとするのを

横から山本が止めた。

「それがさぁ、正ちゃんなんとか言ってよ」

と入江を見ると入江は苦しそうな顔で胃の辺りを押さえて一歩前に出た。

「白蘭さん、あなたって人は全く・・・」

ポケットからタブレットを取り出して口に入れてから

入江は深呼吸した。

その様子をツナと山本と獄寺の3人が黙って見つめる。

白蘭は笑いながらその様子をスクリーンの向こうから見つめていた。

「解散じゃあ、またいつだって招集すればこの組織が再開できるよね」

入江がツナを見つめる。

「コノヤロー!ぶっ飛ばしてやる!」

ダイナマイトを取り出そうとする隼人を山本が必死に抑えている。

ツナは苦笑いを浮かべながら

「じゃあ、僕がいなくなればいいのかな?」

「何言ってるんすか?!」

「何言ってるんだツナ!!」

ツナの発言に隼人と山本が同時に叫んだ。

しかしスクリーンの向こうの白蘭は暢気にマシュマロを食べながら

「君だけじゃダメなんだよね~君とその守護者全員にも消えてもらわないとね」

「そんな・・・それじゃあ俺は誰も守れない・・・なんて」

ツナが呆然とスクリーンを見つめる。

「しっかりしろダメツナ」

いきなりリボーンがテーブルの向こうから声をかけた

「この交渉は決裂だ。ボンゴレはミルフィオーレに戦線布告するぜ」

「リボーン!!それだけは・・・だって関係のない人達まで巻き込んじゃうじゃないか?!」

ツナが泣きそうな顔でリボーンに抗議した。

「やっちまいましょう10代目」

隼人は拳を上げる。

入江はそっとカバンを持ってドアの前に移動する。

この交渉が決裂すれば敵地いる自分が一番最初に危機にさらされると思ったようだ。

「ねぇ、どっちにしても君たちは生きてはいられないよ。それなら交渉を飲むべきじゃないのかな」

スクリーンの向こうから白蘭が鋭い視線で微笑んでいる。

隼人はギリギリと歯を食いしばる。

ツナはそんな白蘭に

「わかったよ。そうしよう。犠牲なんて嫌だ。ただし条件をだすよ」

「ん~何かな?」

白蘭の瞳が期待に揺れた。

「俺はすぐにでも殺されてもいいけど、他の守護者には自分たちで戦う機会をくれないかな?それで生き残ったら殺さないと約束してほしいんだ」

「ふーん、ゲームは僕も嫌いじゃないからそういうのは面白そうだね。いいよ、それ乗るよ」

それを聞いてツナが少しホッとする。

しかし隼人と山本はたまらない顔をしていた。

「全く、お前はどこまでもお人好しだな」

リボーンは呆れた顔でそう言った。

ふとドアの方を見ると

もう入江正一は姿を消していた。

「すぐにランボや京子ちゃんのお兄さんや雲雀さん、骸にも知らせないと!」

ツナは会議室を後にした。

白蘭は不敵な笑みを浮かべて山本と隼人を見て微笑んでいる。

「言っとくけどぼくのところの殺し屋は強いよ」

「果てろ!!」

ボカンッ!!ドカン!!

「あーあー獄寺スクリーン破壊してどうすんだよ」

スクリーンを破壊してしまった隼人に山本が呆れていた。


<つづく>


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読了、お疲れ様でした。
web拍手を送ってくださいまして
本当にありがとうございます。

今日はちょっと長くなってしまいました。
ストーリー展開でどうしても原因が必要になるので
無理矢理作ってみました。
ごめんなさい。今更ですがこれは本編とは全く関係ございませんので
そのつもりで読んでください。
登場人物だけは一緒です。
あくまでストーリーは作者の妄想なので
そのつもりでお読みください。

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2009年1月27日 (火)

虹色の雪 14

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※この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

「なんだ隼人、今更連絡してこなくても俺にはなんの関係もねぇ。」

シャマルは隼人がツナと山本と一緒にイタリアに行ったと隼人からの電話を聞いて

穏やかではなかった。

それは嫉妬などではなく、もっと大きな問題だった。

イタリアの総本部が今一番危険な場所であることをシャマルは

独自の情報ルートから入手していた。

遠く離れた日本でなら大した危機感はなく暮らしていけるし

いざとなれば方法はいくらだってあった。

だが、その危険な場所に自分ではなく隼人だけが行ってしまったことに

ショックが隠せない。

隼人に電話で言ったこととは正反対に

すぐにイタリアへ向かう準備を始めた。

「バカ野郎、お前はいつだって俺の胃を痛めつけやがる・・・」

錠剤のクスリを口に放り込んで水なしで飲み込むと

適当に詰め込んだカバンを手に部屋を出た。


「シャマルは何だって?」

隼人は山本がシャワーを浴びている隙に

電話をしていたが、山本はそんなことはお見通しだったらしい。

濡れた頭をガシガシとバスタオルで拭きながら

ベッドの上に座っている隼人の隣に座った。

プーンとシャンプーの良い香りと山本の男らしい香りがした。

「別に」

不機嫌に隼人は携帯をベッドの上に置いた。

「なあ、俺達生きられると思うか?」

何気なく唐突にそう言われて

隼人は山本の顔を凝視する。

「あ、お前知らなかったのか?」

山本はしまったというような顔をしてタオルを持つ手を止めた。

「どういう意味だ」

「もう、ここかなりヤバイらしいぜ。ツナが急に来たのは相手と交渉するらしいけど

そんなの聞くような奴じゃないしな、白蘭は」

「まさか、最強のボンゴレが・・・」

「えっ?!お前何も」

山本は隼人の反応で、初めて隼人はこの件に関して何も知らなかったことを悟った。

「嘘だ!!」

隼人は山本の肩を両手で掴んで揺すった。

山本は辛そうな表情でそんな隼人を見つめてから

両手で隼人の体を抱き込んだ。

「悪かった。俺も独自の情報ルートからの情報だから知らねぇのはあたりまえか、でもシャマルにも聞いてねぇとはな」

その言葉に隼人の動きが止まる

「あいつは知ってるのか?」

「ああ、女が言ってたからな」

(女?!それじゃあ、あの時山本といた女って情報屋だったのか?)

隼人は色恋などに溺れていた自分に呆れていた。

つまらない嫉妬心など抱いているときに

山本もシャマルもしっかりとボンゴレのことを見ていたのだ。

右腕と呼ばれながらツナの言葉しか耳に入れない自分は

愚かすぎる。

悔しくて涙が頬を伝うと

その滴に気づいた山本が無言で隼人を抱きしめていた。

(まだこいつに守られているなんて・・・くっ)

<つづく>




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本当にありがとうございます。
がんばります。

あと、昨日のアップした記事に

コメントが入らなかったと思いますが今頃気づきました。

ごめんなさい。。。修正しました。大歓迎なのでぜひ!!


シャマ獄なのになんで山獄なの?!とお思いの方
ごめんなさい。
基本獄寺受け姿勢なので
そういうのもあります。
彼の心の中はどっちなのか・・・
実際女性にはあまりわからない心理なのですが
男性は同時に2人を愛することができるそうです。
最も個人差はあると思うんですけど。
獄寺君も2人とも大好きなんです。
その方に尊敬という意味でツナも大好きです。

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2009年1月26日 (月)

虹色の雪 13

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この小説は18歳以下の方の閲覧を禁止します。

窓の外にキラキラと輝く海と

小高い山にオレンジ色の屋根の屋根が連なる風景が見えてきた。

長時間続いたフライトも直に終わろうとしている。

隼人の隣ではなぜかたくさんシートが空いているにも関わらず

山本がシートを倒して眠っていた。

これが一般の旅客機ならシートベルトのサインが付くところであるが

ボンゴレ専用自家用ジェットにはそんなサインはない。

そのレベルの危険などいつだって背中合わせなのだ。

しかし隼人は山本を起こす。

「起きろ野球バカ」

高校を卒業しても呼び慣れた名前はなかなか変えられるものではない。

ずっと“野球バカ”と呼び続けていたが

山本はいつも『いい加減さぁ、武とか名前で呼んでもいいんじゃね』と苦笑いしていた。

「ん?」

山本が両手を頭の上に上げながら背のびをして目を開く

「おはようのキスはしてくれねぇの?」

「バカ!これとでもしていろ」

隼人はテーブルに置かれていたリンゴを山本の口に押しつけた。

「ぐっ、ひでぇ」

冷たいリンゴを口に押しつけられてそのリンゴを掴むと

パッと山本は体を起こした。

後から倒したシートももとに戻す。

「大体、何でこんな広い空間にこんなにうっとおしい奴と2人で座らなくちゃいけねぇのかわからねぇ!」

隼人が不機嫌そうにそう言うと山本はフッと笑った。

「だって、お前がひとりになるときっとシャマルに連絡するから」

笑いながら顔を上げたときには真剣な眼差しが隼人を見つめた。

(嫉妬?まさか・・・だってこいつだって、あの女と・・・)

「そんなことはしねぇ。いや、したところでお前には何の関わりもねぇ」

隼人が窓の外に視線を向けるとボンゴレ総本部が見えてきた。

間もなく着陸態勢に入る。

「関係なくない」

「そんな話はしたくねぇし、するつもりもない。くだらねぇこと言ってねぇで

俺は10代目のところにいくから、そこをどけ」

すると山本はスッと立ち上がる。